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[コメント] イレブン・ミニッツ(2015/ポーランド=アイルランド)
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★3ドミノ倒しのようでいて、その体を成していない。むしろ、薄毛髭オッサンらの肉壁で成形されたピンボールである。筋の離断で宙に浮いた関心が装置自体への興味へ向かう。筋のない辛さが何か醜いものを見たいという倒錯を誘う。 [review] (disjunctive)[投票(3)]
★3面白いことやってる。でも、何?ってなる作品ではある。 [review] (HAL9000)[投票(1)]
★4時制の反復や彼岸と此岸の融解など既視感ありのテクを詰め込んだ精緻なバッタもんやんけとも思うし大風呂敷広げてその程度かとも思うのだが、それでもスコリモフスキ爺さんのしてやったりでダークな無邪気さは肯定したい。映画が楽しくて仕方ないらしい。 (けにろん)[投票]
★3なかなかサスペンスフルで面白いことは面白い。だがもっとラストはド派手にやって欲しいという気もするし、一度みればもうそれでよく二度目はない映画でもある。 [review] (シーチキン)[投票]
★3ザ・シャウト』の拡大版なのだろうか。何度も挿入されるノイズと切迫した剣呑な世界。収束に興味が湧かないのもまた同じだった。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★4スコリモフスキの最新作は11分間という限定された時間を81分で描いた、10人を超える登場人物の群像劇。そうなると当然ながら、時空の錯綜が頻繁に表れる。さて、映画はこのような知的な構成だけでスリリング足り得るだろうか。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
★5冒頭からの15分。映画ファンを画面をくぎ付けにさせる様々な映画テクで、さすがスコリモフスキやってくれるじゃないかい、と思わせる出だし。僕のまなざしは微笑んでいる。 [review] (セント)[投票(2)]
★5無限に存在する「時間」のなかの任意の11分間が、無限に存在する「空間」のなかの一点に収斂する。人はそれを「偶然」と呼ぶ。我々の生きる世界は、そんな時空の偶然の積み重ねで出来ているということ。そこでは、人の属性や行動や関係性は何の意味もなさない。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]