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[コメント] ニッポン国 古屋敷村(1982/日)
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★5明治生まれの婆さん爺さんの語りを愉しむ映画。内容も興味深いが、表現自体が面白い。俳優にここまでの模写ができるはずもなく、記録映画ならではの達成があるだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4老婆らが方言バリバリで自分史を話すシークエンス(字幕付き)で、内容もさることながらカメラを気にせず熱量多く話している姿に圧倒された。 [review] (irodori)[投票(1)]
★3小川紳介は取材した素材を全部詰め込みたかったのだろうが、かなり雑多な印象を受ける。大雑把に云うと、4つの話が繋がれる。まずは稲の受粉の話、続いて炭焼きの話、そして、後半は養蚕の話と大東亜戦争の話だ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4「白みなみ」と呼ばれる冷気が、山を駆け下り村に凶作をもたらす天災なら、戦争は村から若い男を駆り出し、その命を奪った人災だった。冷害や農地の鉄分の解説に耳を傾け、炭焼きの技を披露し、身内の戦死者を語る忘れ去られた村人たちがニッポンを逆照射する。 (ぽんしゅう)[投票]
★4ここで描かれているのは、単に「古屋敷」という固有名詞を持つ山形県の村ではなく、「ニッポン国」のどこにでもあるような村の代表としての存在である。[BOX東中野] (Yasu)[投票]
★5小川紳介の映画ほど贅沢なものもない。この映画はその贅沢の結晶みたいなもの。 [review] (tomcot)[投票]
★5ドキュメンタリーはドラマ以上に演出されている、撮る側の意思が映りこむもんですねえ。ふしぎですねえ。まあ、観る方はそんなことは関係なく観ますけど。傑作! (動物園のクマ)[投票(2)]
★5本当に優しくて、優しくて、優しくて、素敵な映画。 [review] (chokobo)[投票(2)]