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ニッポン国 古屋敷村 (1982/日)
A Japanese Village - Furuyashikimura
製作 | 伏屋博雄 |
監督 | 小川紳介 |
撮影 | 田村正毅 |
音楽 | 関一郎 |
あらすじ | 成田空港建設に反対する農民の記録映画『日本解放戦線・三里塚』(1970)、『三里塚辺田部落』(73)など三里塚闘争ドキュメンタリーを撮り続けてきた小川伸介(「紳介」が正しい)と小川プロダクションが、100年前の茅葺き屋根の民家や、明治中期の本格的二階建て蚕室、土蔵などが立ち並ぶ山形の山村、上山市の牧野に移り住んで農業を実践し、8年の歳月を経て発表した作品。舞台は牧野よりさらに蔵王山中に入った戸数わずか8戸の古屋敷村。冷害による稲の凶作の原因をさぐる科学映画の前半から、古屋敷村の冷害の歴史、さらには老人たちの個人史、そして戦争体験や、近代化がもたらした過疎の歴史を通し「ニッポン国」の歴史を農民の視点から描くドキュメンタリー。...[more] (Amandla!) | [投票(5)] |
ドキュメンタリーはドラマ以上に演出されている、撮る側の意思が映りこむもんですねえ。ふしぎですねえ。まあ、観る方はそんなことは関係なく観ますけど。傑作! (動物園のクマ) | [投票(2)] | |
本当に優しくて、優しくて、優しくて、素敵な映画。 [review] (chokobo) | [投票(2)] | |
明治生まれの婆さん爺さんの語りを愉しむ映画。内容も興味深いが、表現自体が面白い。俳優にここまでの模写ができるはずもなく、記録映画ならではの達成があるだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
小川紳介の映画ほど贅沢なものもない。この映画はその贅沢の結晶みたいなもの。 [review] (tomcot) | [投票] | |
老婆らが方言バリバリで自分史を話すシークエンス(字幕付き)で、内容もさることながらカメラを気にせず熱量多く話している姿に圧倒された。 [review] (irodori) | [投票(1)] | |
「白みなみ」と呼ばれる冷気が、山を駆け下り村に凶作をもたらす天災なら、戦争は村から若い男を駆り出し、その命を奪った人災だった。冷害や農地の鉄分の解説に耳を傾け、炭焼きの技を披露し、身内の戦死者を語る忘れ去られた村人たちがニッポンを逆照射する。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
ここで描かれているのは、単に「古屋敷」という固有名詞を持つ山形県の村ではなく、「ニッポン国」のどこにでもあるような村の代表としての存在である。[BOX東中野] (Yasu) | [投票] | |
小川紳介は取材した素材を全部詰め込みたかったのだろうが、かなり雑多な印象を受ける。大雑把に云うと、4つの話が繋がれる。まずは稲の受粉の話、続いて炭焼きの話、そして、後半は養蚕の話と大東亜戦争の話だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
Ratings
10人 | ||
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計 | 19人 | 平均 | (* = 1)
POV
ジャパネスクin5大国際映画祭 (けにろん) | [投票(11)] | 超長編映画(180〜300分以上) (TOMIMORI) | [投票(6)] |
ドキュメンタリー、100通りの真実を映す鏡 (Yasu) | [投票(4)] | シネマスケイプありがとう!! (秦野さくら) | [投票(4)] |
Links
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