★4 | 必要以上に細かく描かれた死体発見場面の異様さ。クライマックスの真っ赤な部屋。英国女性とホテルで会話する場面の昂り。まるで清順と見紛うような画面繋ぎ。実に面白い。参りました。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 大胆な構図とワンショット内での陰影の変化。鏡面やガラスに象徴された二面性や表裏性。さらに粉砕され破片化したガラスの硬質で不規則な鋭利さ。加藤泰の様式美に酔うも、様式とはカタチであり、カタチはときとして情念や肉欲を行儀よく内へと閉じ込めてしまう。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 話はつまらないし役者の熱演も空回り。それでも映像表現には目を見張る部分がある。鈴木清順映画かと見紛うばかりの赤い部屋。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★3 | 普通にミスキャストだと思います。香山美子は陰のある女性をこなせていないし、金田一耕介から明智小五郎へと(無理に)変貌を遂げるあおい輝彦にいたってはどうしても唇にしか目がいかない。こういう映画こそ、天知茂の出番だぞ。 [review] (モモ★ラッチ) | [投票(1)] |
★3 | 妖しさがほしい。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | 赤と白の異常なコントラスト。「エログロナンセンス」な映像表現は秀逸だが、癖のある豪華出演陣を活かせていないのが勿体ない!女に対し馬鞭を振るう変態アデランス野郎に扮した、往年の時代劇スター柳太朗さんのブリーフ一丁姿に涙、涙。 [review] (AONI) | [投票(2)] |
★2 | 明らかに市川崑の金田一シリーズの尻馬に乗った企画。サスペンスの体裁を意識し過ぎたか堅苦しく、華々しいシーンもない。得意のローショットにも白々しいものが多かった。ロマンスの炎も不細工なあおい輝彦では燃え上がらない。 (町田) | [投票(1)] |
★4 | 全編、加藤泰らしい寸分も隙のない構図と倒錯的な様式美で彩られている。謎解き自体はとってもつまらないものでラストのオチなんか何の驚きも無いのだが、隙のない画面によって全くテンションが弛緩しない。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★2 | 視界よりも想像のほうがはるかに恐い! (ショスタコビッチ) | [投票] |