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江戸川乱歩の陰獣 (1977/)

[Mystery/Thriller]
製作白木慶二
監督加藤泰
脚本加藤泰 / 仲倉重郎
原作江戸川乱歩
撮影丸山恵司
音楽鏑木創
出演あおい輝彦 / 香山美子 / 若山富三郎 / 大友柳太朗 / 川津祐介 / 田口久美 / 倍賞美津子 / 中山仁 / 仲谷昇 / 野際陽子 / 加賀まりこ / 尾藤イサオ / 藤岡琢也 / 菅井きん
あらすじ本格派推理小説家を自称する寒川光一郎(あおい輝彦)は、彼の熱烈なファンと云う美貌の人妻・小山田静子(香山美子)と出会い、相談を持ち掛けられる。静子は少女時代の恋人で、現在は人気推理小説家となっている大江春泥から、奇妙な脅迫状を受け取っていたのである。以前から春泥の怪奇幻想に頼った作風には反感を抱いていた寒川は、謎に包まれた彼の正体を暴いてやろうと、単身捜査に乗り出した。 加藤泰が40作目にして初めて挑戦した江戸川乱歩原作の本格心理サスペンス。 <松竹/116分/カラー/ビスタ> (町田)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4全編、加藤泰らしい寸分も隙のない構図と倒錯的な様式美で彩られている。謎解き自体はとってもつまらないものでラストのオチなんか何の驚きも無いのだが、隙のない画面によって全くテンションが弛緩しない。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4必要以上に細かく描かれた死体発見場面の異様さ。クライマックスの真っ赤な部屋。英国女性とホテルで会話する場面の昂り。まるで清順と見紛うような画面繋ぎ。実に面白い。参りました。 (赤い戦車)[投票]
★3赤と白の異常なコントラスト。「エログロナンセンス」な映像表現は秀逸だが、癖のある豪華出演陣を活かせていないのが勿体ない!女に対し馬鞭を振るう変態アデランス野郎に扮した、往年の時代劇スター柳太朗さんのブリーフ一丁姿に涙、涙。 [review] (AONI)[投票(2)]
★3普通にミスキャストだと思います。香山美子は陰のある女性をこなせていないし、金田一耕介から明智小五郎へと(無理に)変貌を遂げるあおい輝彦にいたってはどうしても唇にしか目がいかない。こういう映画こそ、天知茂の出番だぞ。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(1)]
★3妖しさがほしい。 [review] (G31)[投票(1)]
★3大胆な構図とワンショット内での陰影の変化。鏡面やガラスに象徴された二面性や表裏性。さらに粉砕され破片化したガラスの硬質で不規則な鋭利さ。加藤泰の様式美に酔うも、様式とはカタチであり、カタチはときとして情念や肉欲を行儀よく内へと閉じ込めてしまう。 (ぽんしゅう)[投票]
★3話はつまらないし役者の熱演も空回り。それでも映像表現には目を見張る部分がある。鈴木清順映画かと見紛うばかりの赤い部屋。 (太陽と戦慄)[投票]
★2明らかに市川崑の金田一シリーズの尻馬に乗った企画。サスペンスの体裁を意識し過ぎたか堅苦しく、華々しいシーンもない。得意のローショットにも白々しいものが多かった。ロマンスの炎も不細工なあおい輝彦では燃え上がらない。 (町田)[投票(1)]
★2視界よりも想像のほうがはるかに恐い! (ショスタコビッチ)[投票]
Ratings
5点1人*
4点4人****
3点18人******************
2点6人******
1点0人
29人平均 ★3.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
就職先、映画業界とりあえず希望 (ぽんしゅう)[投票(12)]ワンシーンに懸ける情熱〜加藤泰”映画華” (町田)[投票(5)]
江戸川乱歩VS横溝正史 (町田)[投票(5)]
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