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[コメント] ナビィの恋(1999/日)

この映画は「沖縄」でなければダメなのか、検証してみました。
ボヤッキイ

東北人なので、「ナビィの恋」東北ヴァージョンを想定してみたところ、以下のようになりました。

タイトル:「べそかき田吾作〜また東京さ行ぐだ〜」 主演:あき竹城吉幾三

舞台は青森。 吹雪が舞う津軽平野に津軽三味線の音が鳴りつづける。「じょんから節」だ。踊る人などあろうはずも無い。彼方にはストーブ列車。そこらに花など見られない。青森、と言えばとにかく冬景色なのだ。 とある山村。雪にすっぽり覆われたりんご農園。鼻を垂らしたほっぺの赤い子供たちが無口で下校している。東京から里帰りした田吾作(吉幾三)は、良家の娘ツネ子(あき竹城)に長年の想いを打ち明け、求婚するが彼女はマタギ(熊のハンター)のテツ(田中義剛)と既に結婚していた。失意の田吾作は一人真冬の八甲田山中へと旅立つのだった。

……暗い。寒い。重い。

というわけで、「楽園」ムードどころか、全く違う映画になりそうです。 沖縄意外で撮るのは難しそうですね。(上記は極端な例ですが) 映画化にあたって脚本家、随時募集中!(大嘘)

以上は決して東北(特に青森)を中傷したものではありません。(かく言う私も東北人)

とにかく「ナビィの恋」、地の利をフルに活かしたすばらしい映画だと思います。 オジイの奏でる「アメリカ国家」、耳に残ると同時に歴史をも考えさせられました。

(評価:★4)

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