[コメント] フリークス(1932/米)
「失われた伝統芸」小人プロレスというたいへん素晴らしいものが、つい最近まで日本にありました。
この映画『フリークス』を観るたびに、フィルムという形で永遠に残る彼らの幸せと、ライブ芸ゆえに忘却の彼方へ消えてゆく小人プロレスラーたちの悲哀を思う。世界中の曲馬団にいた、数知れぬ異形の芸人たち。それは忘れ去られ絶滅してゆく文化だが、この名作に出演したわずかな「フリークス」たちは数多の仲間たちを代表し、永遠に映画史に残る。これは素晴らしいことなのだ。
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