[コメント] 魂のジュリエッタ(1965/仏=伊)
プロットは単純だがこれだけ豊饒なイメージで語られるともうグゥの根も出ません。浜辺でのサーカス、カルト教祖の緑と赤、樹の上の家、膝に被せた帽子と鏡の中の笑顔など映画的福音テンコ盛。
ラストで得られるのは胸を掻き毟りたくなるほどに切ない開放感。
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