[コメント] 突入せよ! 「あさま山荘」事件(2002/日)
でもそれじゃ確かに興行的にはマイナスですなぁ〜。
あえて40歳以上の日本人の心の傷、あの長谷川和彦も取り上げようとして挫折した連合赤軍事件を匂わせて危ない橋を渡る。マーケティングとしてはギリギリの選択。くやしいけれど、見事です。
かつて日本ヘラルド宣伝部長として、あのポルノまがいの官能映画『エマニエル夫人』に当時の“性的映画見たいけどちょっと恥ずかしいわぁ的、欲求不満的、プチ進歩的”日本人女性と私のような悶々高校生を大動員して大ヒットさせた原正人プロデューサーのマーケティング感覚の勝利ですね。
この確信犯的・娯楽映画の感想や批評で、連合赤軍云々は野暮だと思いますよ。原プロデューサーの高笑いが聞こえてきそうです。
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