[コメント] 愛しのローズマリー(2001/独=米)
ホントの美しさってナニ?人間の価値ってナニ??
太っているとソレだけで社会的に失格者扱いされるアメリカ社会。 それへのアンチテーゼ映画。
ワシも太っているせいか、ローズマリーの気持ちがワカルワカルワカルワカル(エンドレス) 「可哀想に」「みっともないなあ」「コレでよく平気で出歩けるよな」という世間の目に晒されながら生きるということ。 「なんで痩せないの〜?」と興味津々に聞いてくる人たち。
見た目の良さと内面にはなんの関係もないのに、それに惑わされて、やっきに虚栄心を満たすための努力をする私たち。
イイバッグを持ってブランドモノを着て、ケータイも持ってダイエットして。見栄えのイイ恋人、儲かる仕事。素敵なクルマ、沢山の消費財。 それらに囲まれて中身はカラッポに生きる、ソレが「今のやり方」
それらへの痛烈な批判。しかもお笑いの中に。 爽やかな涙に洗われた。
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