[コメント] チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003/米)
スクリーン上で常に「90点の可愛さ」を維持し続けるキャメロン・ディアスに対し、「40点から130点の可愛さ」を激しく上下し続けるドリュー・バリモア。「130点のドリュー」を見てしまった以上、僕は「40点のドリュー」も愛します。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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キャメロンもクラクラするくらい可愛いんだけどね。もう僕の観たかったものはキチンと出してもらいました。オマケ付きだったような気すらする。
冒頭のロデオマシーンのシーン。そこまでは観客も「今回のチャリエンはどうだ?」っていう、計るような視線でスクリーンを観てるんです。そこへ持ってきてあのバカ丸出しのキャメロンのロデオ。年齢的な無理矢理さも含めて「あぁ!この映画バカだ!バカで可愛くて最高だ!」と教え込んでくれるんです。僕なんてちょっと呆気にとられたもんね。
そこからは「この娘たちにあれもさせたい、これもさせたい」のオンパレード。サービス精神の塊というか、やりたいことをやっちゃったというか、何にしても作り手も受け手もご機嫌になれる映画です。
ただバイクのシーン辺りでちょっと中だるみしたような気も少々。ヘリコプターや戦車のアクションの後に、あんな狭いレース場でのチマチマしたアクションを出されても、ちょっとショボく見えちゃう。まぁあれだけ色んなことをやらせれば、人によって好きなシーンとそうでないシーンが出てきてもしょうがない気はしますけどね。
デミ・ムーアの悪役も生々しく怖くて良かった。今回のこの人の怖さって、演技力じゃなくて「ナチュラルな怖さ」なんじゃないかって気がしてきます。控え室でも怖いんだろうなっていうね。
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