tredairさんのコメント: 更新順
カーサ・エスペランサ 赤ちゃんたちの家(2003/米=メキシコ) | 現役の世界3大マイノリティ好き監督と言えば、ジョン・セイルズ、トニー・ガトリフ、ジョン・ウォーターズなんじゃないかと私は思っている。いや、そもそも真にマジョリティな人なんてざらにいるわけじゃないのだけど。 [review] | [投票(6)] | |
春桜 ジャパネスク(1993/日) | 低予算だよなー、いかにも低予算だよなー。というのがなんとも切なかった。でも、だからこそおもしろくもあった。風吹ジュンのヘアメイクを安くした分、桜の暖簾に回したでしょ?とか思いつつ見て、清順の「価値のおきどころ」を想像するのもまた一興かと。 | [投票] | |
弘高青春物語(1992/日) | 彼の心のうちにある妄想と現実の境界も弘前の文化も言葉もI don't know! とは(白いパラソルをくるくる回しながら)思いつつ。今ではすっかりとっちらかって脚色もいっぱいついてしまった当時の<思い出>を覗かせてもらえたようで、それがとても嬉しかったり。 [review] | [投票(1)] | |
木乃伊の恋(1970/日) | 木の下に佇む定助の姿がもう切なくて切なくて。挿話として語られる定助の話があまりに印象的なため、真のホラー部分が少々余計にさえ思えてしまった。てゆーかこれ、原作をふくらませすぎです!おもしろくし過ぎです! | [投票] | |
ロックンロール(1973/英) | 映画館の前を通りかかったら、 [review] | [投票(1)] | |
三尺左吾平(1944/日) | お約束の「この程度ではまだまだぬるい!」を見られただけでもいっかー。でももし私がエノケンファンでなかったら、最初にこれを見てファンになることはありえなかったかもなぁ。とも思った。それは実にかなしいことだ。 | [投票] | |
エノケン笠置の お染久松(1949/日) | 服部良一の卓越した音楽センスも加わってか、仲良く歌い踊るエノケンと笠置シヅコがひたすら愛らしい。こんな陽気な「お染久松」なら何度でも見たいよ。そんな気持ちにさせてくれる、うれしたのしな(まさに快活な)快作。 | [投票] | |
追われし者の挽歌(1990/韓国) | 映画だなぁという間や空気とそこに込められた気概。泥臭い面もあるが、それゆえに愛してやまなくなるような雰囲気が充満している。いつの時代も青年は、思考し、肉体をもてあまし、秘かに愛し、そして荒ぶるしかないのか。 | [投票] | |
ザ・グレート・ロックンロール・スウィンドル(1980/英) | あんな意味でもこんな意味でも、どこまでもマイウェイな映画。そして、個人的には「ダーッ!ロンドンパンクはやっぱり苦手!」としみじみ思わせてくれるような作品でもあった。 | [投票] | |
騎手物語(1940/露) | 生涯現役という言葉になんのいやらしさも感じさせない、二層的な青春映画。最初はなじみのなかった繋駕レースも、いつのまにか「繋駕レースならではの迫力がいい!」に変わっている。競馬好きの夢を一瞬だけ具現化する、レストランシーンもいかにもで好き。 | [投票] | |
ジム・キャリーの スキーでヤッホー大作戦!(1983/カナダ) | これで主演だなんてひどすぎる。だってほとんど出てないじゃん! | [投票] | |
帽子箱を持った少女(1927/露) | ウキウキとした気分で、幸福感いっぱいのまま劇場を後にする喜び。このたまらない至福感は、この映画を見たことがある人にならきっとわかってもらえると思う。あんなお馬鹿で愛おしいキスのねだり方をする少女を、私は他に見たことがない。 [review] | [投票] | |
ヘルメス 愛は風の如く(1997/日) | ミノス王のあまりに悲しい出生の秘密。こんなもんを最初に見せられたら、彼をいっさい理解しようとはせずひたすら打ち負かそうとする主人公が憎くてたまらなくなる。いっそのことミノス王を主人公に据え、異形のかなしみを前面にだしてほしかったような。 [review] | [投票] | |
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還(2003/米=ニュージーランド) | 主人公はあいかわらずヘタレだしツッコミどころもたくさん。それでも私の心には、ちょっぴり成長したフロドの独白が聞こえてきたよ。(原作未読ゆえの妄想が炸裂していますが、あくまでも「私には」ということなのでお怒りにならないでください。) [review] | [投票(5)] | |
ありふれた愛に関する調査(1992/日) | 冒頭にびっくり。男友達と一緒に見に来なくてよかった、とガラガラの館内でスクリーンを凝視しながらしみじみ思ったよ。 | [投票(1)] | |
テープヘッズ(1988/米) | ギャグや話の運びに全く意外性がなく、ちっとも面白くない。かつ、主人公たちに才能があるようにも思えない。が、主演ふたりの演技は(ダンスもがんばってたし)けっこうよかった。 | [投票] | |
チャップリンの勇敢(1917/米) | 話も好きになれないし暴力がエグくてちょっと辟易もするが、ラストに救われたような気がしないでもない。てゆーかこれ、ひとことで言えば暗くて怖いよ。 | [投票] | |
ある街角の物語(1962/日) | 動く絵本といった感じの、非・ジャパニメーション的でレトロな絵柄がよい。が、だからこそ、ヒョウタンツギが出てきたときには少しがっかり。この手の作品にまで内輪ネタはやめてくれよ。みたいな。 | [投票] | |
ロンドン・キルズ・ミー(1991/英) | 寒さはどうにか伝わってきたが、逼迫感はさほど伝わってこなかった。粋な若者ばかりが登場するオシャレな映画で、この手のネタを扱われてもなぁ。 | [投票] | |
男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972/日) | 信州の旅路で江戸川の土手で、そして亀戸天神で。やたらと泣かされるのに随所に笑いどころもあり絶妙。この映画におけるチー坊は、まるでボウリング場でタップを踊るリッチのようだ。その役を完璧に素で演じきる八千草薫の愛おしさときたら! [review] | [投票(2)] |