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tredairさんのコメント: 更新順

★3あの頃ペニー・レインと(2000/米)原題のナル炸裂なタイトルのまま公開してくれた方が、いっそのことよかったかも。>「頂点を極める寸前(の、アイツらとオレさま)」という意味だよね? [review][投票(7)]
★4刑事コロンボ 別れのワイン(1973/米)バーでテレビのニュースを見る場面や、犯人のワイン仲間から話を聞く場面などの演出が凝っていておもしろかった。[投票]
★4終着駅(1953/伊=米)どこからどこまでがエキストラなのかわからない構内の人々。全編ロケのせいゆえか、ハリウッド女優であるジェニファー・ジョーンズの(やや素で)泳ぎまくる視線から、言葉のよくわからない異国におけるヒロインの不安な心情が巧く伝わってくる。 [review][投票(2)]
★3チャップリンの給料日(1922/米)軽快なレンガ積みや絶妙な間合いのランチタイム、お約束度満点な酔っぱらいギャグやギュウギュウの路面電車。と、どれもオモシロイのだが、個人的には<ラストがホラーめいた演出になる>という点が最も興味深い。一瞬『カリガリ博士』かと。[投票]
★3スローターハウス5(1972/米)必然ではない。が、偶然も積み重なればそれは蓋然となる。まさにそういった人生を送る男がたゆたう時空間には、きっかりと区切られた果てというものもない。ゆえに生じるその乾いた孤独と眠れぬ夜のための協奏曲。なんて絶妙な取り合わせなんだろう。[投票(4)]
★4にごりえ(1953/日)どの女も必死で生きてるのに、どの男もだめ街道まっしぐら。第三話の「お力」の性格描写が『州崎パラダイス 赤信号』の蔦枝と似てるなぁと思ったら、同じ脚本家でびっくり。なるほど。 [review][投票(1)]
★3男性・女性(1966/仏)「一人殺すと殺人者になる。多数殺すと英雄になる。『皆殺しだと天使』になる。」[投票(1)]
★5スケアクロウ(1973/米)ココロの解放。こんなに泣いたバディムービーはちょっと他に思いつかない。 [review][投票(8)]
★4少林サッカー(2001/香港)ミュージカルの場面、いいねぇ。もはや前衛芸術の域だね。てゆーか、芸術と笑いは紙一重なんだ、ということをしみじみ再認識させてもらえて嬉しかったよ。ところで、 [review][投票(11)]
★3ブロンド・ヴィナス(1932/米)ディートリッヒの実人生を考えると胃が痛くなってくるような設定も多くどうしようかと思った。とんでもなく素晴らしいシーンとちょっと手抜きなシーンの落差が激しいのと子役の演技がわざとらしいのがちょっと気になる。[投票]
★5恋ごころ(2001/伊=独=仏)♪時はふたりをさきしかば また償いにかえりきて かなしき傷の思い出に 美し涙をわかしめぬ [review][投票(5)]
★5アモーレス・ペロス(2000/メキシコ)アップで畳みかけるヒリヒリした第一話にカサヴェテスを思い、第二話のニヤリとさせられる引用や展開にブニュエルの影を見て、センチメンタリズムや主張がやや過剰な第三話にアルモドバルを感じた。それがタランティーノ風に挑んでくるなら私はもう万歳するしかない。[投票(2)]
★3ブレイド(1998/米)異端者VS反逆者。敵が単一ではなく、その社会にもヒエラルキーに苛まれし「悩める者ども」がいるというのがおもしろい。どっちも応援したくなるのでラストに爽快感はないが、そこに至るまでに登場した笑いのツボはかなり多かった。「こ、これはアイツのキバだ!」とか。[投票(5)]
★1我が人生最悪の時(1993/日)誤解や偏見、あるいは間違った同情だけを呼ぶ設定は本当にやめてほしい。帰化がどれほど困難なことなのか、そもそもあのような状況で(いわゆる)配偶者ビザを得るのがどれほど大変なことなのか。なんてずさんな法知識の「探偵モノ」なんだろうとがっかり。[投票(5)]
★5グリース(1978/米)ジョン・ウォーターズの『ヘアスプレー』は、(タイトルこみで)この映画のテイストをかなり忠実に再現したパロディでもあったのね。と、今さらながらに知って驚愕。しかも、本家のこっちと比べるとあっちはかなり社会派だったりする、というのが実におかしい。 [review][投票(7)]
★3不機嫌な赤いバラ(1994/米)湖のほとりでテスを抱き上げるダグを見た瞬間、ああ、この過剰にいやらしかったりかっこよかったりにはならない色気や緊迫感ある信頼関係の有りようは、このふたりなればこそ出せる雰囲気なんだろうなと思った。 [review][投票(1)]
★4KT(2002/日=韓国)「抱いてくれたから。」 [review][投票(10)]
★3男はつらいよ 純情篇(1971/日)とらやの面々とヒロインのあいだに流れる遠慮深げなぎこちなさを、(いつもより多めに)登場するタコ社長が緩和する。「大丈夫だよぉ。ほら、言うだろ。タコタコあがれって。」そんななぐさめもアリなのが、このシリーズにおける「柴又」の在り方なのだろう。 [review][投票(9)]
★4ホタル(2001/日)字幕が出るのではなく、自分たちも夫婦とともに通訳の口が開くのをじっと待つ。そのピリピリとした緊張感に制作者たちの誠意を感じた。簡単には伝わらないし伝えられない、そして、安易に伝えても受けとってもならない歴史。その重みがそこには確かにあった。[投票(6)]
★313F(1999/独=米)"I think, therefore I am." え、デカルトさんが言いたかったことはこういうことだったんですか? [review][投票(5)]