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ナッシュ13さんのコメント: 更新順

★4フィルム(1965/米)迫り来る眼。それを見まいとするキートンの背中。この不思議な空間を語り尽くすには絶対に一言じゃ無理だ。俺にはそんな能力も無い。ただ、あの眼が何かを示してくれている。これぞ短編。サミュエル・ベケットの脚本は絶対に読んでみたい。 [review][投票]
★3メーベルの誤解(1913/米)メーべルさんを軸に誤解が誤解を招いてしまうストーリーは短尺ながら巧い。そんなメッセージは分かり易く、また喜劇最大の武器。家族を巻き込んで1人でワーキャーするシーンは好きだな。彼女が男達を目撃した時の描写(背景)には必見だね[投票]
★3ミッドナイト・シティ デトロイト恐怖の一夜(1985/米)スピーディな展開と親父の奇想天外な行動を楽しめてしまう。夫婦を追いかけるギャングは何故そこまで必死になるんだと疑問もあるが、それ以上にひっそりと静まり返った中での逃避行は見物だ。しっかし夜7時以降のデトロイトって一体… [review][投票]
★1死立屋(1999/米)薄暗い雰囲気を一貫させるのは分かる。しかし、セリフを極力排除して画だけで魅せようとする手法が実に退屈。主人公の嫉妬心は子供としか思えないし、そんなことで肉親を狙われても困る。インディーズが悪いほうに転んだ作品の典型 [review][投票]
★2ハサミ男(2004/日)言いたくないが、原作との間に絶対的な境界線を引いてしまいたい。映像を利用したトリックは面白いが、結局のところ最後でダレた。また演出などのセンスは乏しく、アフレコを多様する手法もチグハグな印象。麻生久美子は辛うじて魅せるが… [review][投票(2)]
★3海猿(2004/日)潜水士の生き様を一人で堪能するわけでなく…皆でわいわい鑑賞向け。即ち、海中のディープな様子は全く伝わってこない。あのテーマ曲と共に、熱血と感動が織り交ぜられる展開で成立しているのだろう。悪くは無い。テレビで観ましたが→ [review][投票(1)]
★2オリエント急行殺人事件(1974/英)色々と端折った本編ながら、随分ダレた展開でがっかり。目新しくないトリックなのは当然で、だからこそ原作当時センセーショナルだった「衝撃」を映像を通じて描くべきじゃないか。ポアロのキャラ・名推理にも、素朴さや輝かしさやが少ない。 [review][投票(1)]
★4エルフ サンタの国からやってきた(2003/米)愛らしいOPが崩れ去っていくドタバタが楽しい。ちぐはぐな展開は見逃す。芸達者なウィル・フェレルのエルフには感心されっぱなしだし、絵本に携わるジェームズ・カーン(息子10歳前後)の設定は渋すぎだ!でも癒されたのは… [review][投票]
★2Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!ナナバ城の秘宝(1984/日)アラレちゃんらしい設定だけど、これはTVで充分。何でも願いを叶えてくれる石だなんて『ドラゴンボール』のようだが、そういう面白い見方が出来るだけ。どうもアラレの怪力が控えめだし脱力演出も少ない。それに悪役も貧弱すぎるだろ! [review][投票]
★4Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ世界一周大レース(1983/日)いわゆる「鳥山絵」は映画に巧くハマるなぁ…と結構感動した。お馴染みのOPとEDはTV版の延長だと思わせるが、キャラクターも結集しておいしい。マシリトとの攻防もタイムボカンのメカ戦のようで笑える。でもやっぱり世界一つおいのは… [review][投票]
★3トレジャー・ハンターズ(2004/米)宝探しよりも学生時代に馬鹿をしていた「あの頃」を懐かしむ作品だな。そういう意味で、ひたすらアホな奴だとかいじられる奴だとか…キャラ設定は絶妙。舞台設定が大自然だからか、お約束な展開も不思議と飽きない。まったり観られる。 [review][投票]
★3ドラえもん のび太の海底鬼岩城(1983/日)確かにバギーちゃんには泣かされる…しかし!羨ましいなぁ俺も使わせろ〜と言わずにはいられないテキオー灯の凄さ!絶対に欲しいぞ。冒険心をくすぐられる半面、終盤まで物語は進展しないが、それでも海底ツアーにぐいぐい引き込む魅力![投票]
★4タナカヒロシのすべて(2004/日)平々凡々とした世界観にスリルやファンタジックな要素を織り交ぜる演出は、監督と鳥肌実の日常への視点が生んだ賜物なんだろう。ボケ〜っと観ていられるタナカヒロシの生活。邦画の良さというか何というか。そんな面白さが沢山。 [review][投票(1)]
★30:34 レイジ 34 フン(2004/英=独)お堅いというか真面目すぎるというか。その為か突き抜けた面白さが無い。もっとラストのような悪趣味なお遊び演出が欲しいところ。残虐描写は奮闘しており見応えがあるが、視覚的恐怖との中途半端な融合も頂けない。頑張ってるが惜しい! [review][投票(1)]
★3バスケットケース2(1990/米)大勢の心優しきフリークスの登場によって兄貴の存在価値が薄れた感がある反面、ギャグを連発させた前作を微塵にも感じさせない出来は、逆に見事。ヘネンロッターの職人気質は大したものだよ。嗚呼、素晴らしき兄弟愛…なのか?笑 [review][投票]
★3モルグ(1994/デンマーク)オリジナリティのパンチに欠けるが、モルグの雰囲気だけはかなり良い。正直、それだけだけど…。随所でアメリカ映画を意識している作り(台詞など)は面白いが、その後監督がアメリカへ渡ってリメイクしてしまう不甲斐無さは何なのか… [review][投票]
★3スキャナーズ5 ザカリアス・リターンズ(1995/米)シリーズを重ねるごとにスキャンの面白味が減るのは仕方ないにしろ、これは意外にも健闘している作品ではないか。スキャナー刑事が板に付いてきたダニエル・クインと単純明快な悪者パトリック・キルパトリックの対決は盛り上がる。 [review][投票]
★4ザ・リッパー(1982/伊)切り裂き魔が殺戮に至るまでの心理描写は少々難解だが、犯人を追い詰める展開は、それらの病理が伏線となる。ただ、お世辞にもそれは成功していない。しかしフルチの残虐描写は容赦が無く、正直そこだけ観ても満足のいく作品なのだ。 [review][投票]
★3もつれタンゴ(1914/米)マック・セネットは「映画の成功」というビジネス面だけでなく、創作する立場にも才能があったのだな…と思わせる本作。格闘してる様が既にダンスのリズムで、しかもダンスホールが舞台なのだから色々な錯覚を覚えてしまう。面白いね。 [review][投票]
★3夕立(1914/米)ドタバタは単純に楽しいが傘を巡るストーリーが複雑というか伝わり辛い印象を受ける。しかしながらチャップリンは堂々と役をこなし、あの浮浪者姿には既に貫禄さえ漂っている。夕立の狭間のお話だけど、逆に夕立の様子を見たかった [review][投票]