マッツァさんのコメント: 更新順
雨あがる(1999/日) | 確かに好印象な映画ではある。しかし、印象が良いだけで全体的にぼんやりとつかみ所のない映画でもある。 | [投票(1)] | |
吹けば飛ぶよな男だが(1968/日) | 男も女もみな不器用な生き方しかできないのが実に切ない。ナレーションは要らないように思うけど。 | [投票(1)] | |
鞍馬天狗 角兵衛獅子の巻(1938/日) | 端正で温和な顔立ちのアラカンが、顔をしかめて鞭を振るう沈痛さ。馬駆けるショットが連続で挿入されるスリル。 | [投票] | |
御誂治郎吉格子(1931/日) | 堂々演じられた次郎吉、悠然と立ち去る瞳に涙が浮かぶ。 | [投票] | |
武士道残酷物語(1963/日) | 途方もなく長いイントロ聴かされた気分。ハラキリまくる錦之助。 | [投票] | |
男はつらいよ 寅次郎春の夢(1979/日) | たとえ波風立てようとも自分の気持ちに率直なマイケル。浅い春の夢はそのままにして立ち去る寅。米国人と日本人の安直な図式だが、親切を好意に勘違いする男の姿は万国共通。いつ観てもその後姿は切ない。 | [投票(2)] | |
狂った果実(1956/日) | 後先省みず暴走できるのが若さか。そんな中で一人冷めた岡田真澄が物悲しい。津川も裕次郎もみんな青臭くて瑞々しい。 | [投票] | |
男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979/日) | 桃井かおりが単に人の迷惑を解さない我儘お嬢にしか描けてない。今回は寅もとことん無様。 | [投票(1)] | |
若い人(1962/日) | 「あのババアはいつも肝心な時にやってくる」には思わず笑った。 | [投票(2)] | |
昭和残侠伝 血染の唐獅子(1967/日) | 喧嘩と祭りは江戸の華。任侠物の舞台は江戸こそが相応しい。鳶職人に火消し、絶好調にカワイイ藤純子がプラスされて最強。あんな人目の多い所で入水自殺はなしだろと思うが。まあ野暮なことは言わねえでおくんなさい。 | [投票(1)] | |
新幹線大爆破(1975/日) | 負け犬どもの最後っ屁。アホ(に描かれる)警察にむかつくこと必至。 | [投票] | |
網走番外地 荒野の対決(1966/日) | 今作は西部劇です。気風の良い連中は殆んど網走で繋がっているのが笑える。 | [投票] | |
仁義なき戦い 完結編(1974/日) | 喧嘩のけじめをつけた広能は一人置いてけぼり。世代交代の波はヤクザ社会をも包み込む。抗う者、擦り寄る者、新旧全てを巻き込む変遷の波。その去りし波すら、新たな戦いの序章にしか過ぎない皮肉。 | [投票(2)] | |
男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980/日) | 親しくなればなるほど遠のく距離もある。近づかれては戸惑い近づいては誤魔化されお互い決して交わることのない平行線。 | [投票(2)] | |
スリーピー・ホロウ(1999/米) | 怪奇事件に近代科学で臨む捜査官の話を期待した俺がバカだった。しかもティム・バートンに・・・。 | [投票(3)] | |
森と湖のまつり(1958/日) | アイヌの人種問題に真っ向から挑んだガチンコ映画。お堅い中に僅かに香るロマンスとレジスタンス顔負けに馬で疾走する一太郎。己の力一つではどうにもならない民族の定めを拾い上げてカヌーは静かに消えていく。 | [投票] | |
怪談(1964/日) | とっくに風化した話を新しい物として観せようとする気概が感じられなかった。セットに力が入っているのは分かったが、美術が目の肥やしになるだけでは退屈と云われても仕方ない。 | [投票(1)] | |
真田風雲録(1963/日) | 戦国最期の物語はまるで夢のような暖かさと賑やかさ。ギャグはベタでもセットのチープさはシュール。今更ながら何でも有りが映画だしそれは時代劇も例外じゃない。開き直りながらもしっかりまとめる加藤泰の力量に感服。 | [投票(3)] | |
ジャコ萬と鉄(1964/日) | 無言で斧を振り下ろすだけで通じ合える心と心・・・と、思っていたのは健さんだけだった。合掌。 | [投票] | |
仁義なき戦い 頂上作戦(1974/日) | 遂に始まった血で血を洗う抗争劇も蓋を開ければ一進一退。戦いの果てに待っていたのは結局世の中金が物を云う現実。菅原文太と小林旭のあの疲れた顔。観ている側も思わずあんな顔に。それにしても、成田三樹夫は何処へ消えた? | [投票(2)] |