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マッツァさんのコメント: 点数順

★5黒い十人の女(1961/日)市川崑監督のモダンな映像もさることながら女優陣の圧倒的な魅力で押し切り。マストロヤンニ以来の衝撃である船越英二の悲惨を笑いへと変換させる演技に脱帽。あと関係ないけど→ [review][投票(11)]
★5アメリ(2001/仏)洗濯物の中から500円玉が出てきた時。パスタがちょうど良い具合に茹で上がった時。シネスケでコメントに投票された時...そんなささやかな幸せが至福に感じられる映画でした。アメリよ今夜はありがとう。 [review][投票(9)]
★5ブロウ(2001/米)愚かな手段でしか、愛する人を幸せにする術を知らない男の生き様に涙。父親になりたくて、なれなかった男の余りにも悲しい半生記。 [review][投票(8)]
★5東京物語(1953/日)祖父が死んだ、あの日。 [review][投票(8)]
★5ウィークエンド(1967/仏=伊)週末⇒終末であり、大量消費社会の末期を予感したかのような殺伐とした雰囲気が全編を覆う。が、それとは裏腹にナンセンスでブラックなギャグの数々は引用元なんか知らなくたって断然面白い。そりゃこんなん作っちゃったら、普通の劇映画からおさらばするしかないでしょ。 [review][投票(7)]
★5ひみつの花園(1997/日)分かるよ〜金を貯める喜び。今は逆に金を使う喜びに目覚めて困ってるけど。 [review][投票(7)]
★5祭りの準備(1975/日)田舎者でも知らない田舎がここにあった。 [review][投票(6)]
★5十二人の怒れる男(1957/米)人が偏見を持っているのは当然だ。どんな理性的な人だって何かしらの偏見を持って他人と接してると思う。だから、人が人を裁くこと自体疑問なのだが、それが無かったら世の中上手く行かない。そこが、人間社会の難しい所だ。 [review][投票(6)]
★5洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)橋の向こうはパラダイス。男は金を持ってかれ、女は心を持ってかれるパラダイス。そんな橋の袂に巣食っていたら否が応でも男女の輪郭線はぼやけちまうんだ。 [review][投票(4)]
★5七人の侍(1954/日)所狭しと「画面」からはみ出さんばかりのタイトルクレジットからして気合い入りまくりで感動。 [review][投票(4)]
★5チャップリンの 黄金狂時代(1925/米)決して現在誰もが爆笑できるとは思えないが、食うにも困る貧困層の人々に向けた視線の優しさはチャップリン映画随一だと思う。苦しいが故に映画で泣いたり笑ったり夢見たりしたい。そんな古き良き時代の人々の映画にかける気持ちを垣間見た。[投票(4)]
★5泥の河(1981/日)もはや戦後ではない50年代、癒されることのない傷を背負いスカのような生活の中に取り残された人々。ただ在るがままの現実を受け入れるしかない子供たちの悲哀が感涙をもって胸に迫る。闇に吸い込まれるように消えていく船の情景たるや日本映画屈指のラストではなかろうか。[投票(4)]
★5独立愚連隊(1959/日)おもしれぇ!佐藤充の笑顔にしてやられた。愚連隊の面々も至極魅力的な連中で困ってしまう。日本の戦争映画のイメージ(暗くてじめじめしてる)を180度覆す傑作。[投票(4)]
★5タンポポ(1985/日)最後の最後まで開いた口が塞がらない面白さ。 [review][投票(4)]
★5惑星ソラリス(1972/露)人はただ祈ることしか出来ないことを、ソラリスの海は静かに語っている。 [review][投票(4)]
★5博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964/英)出だしのタイトルクレジットからして溜まらんな。[投票(4)]
★5真田風雲録(1963/日)戦国最期の物語はまるで夢のような暖かさと賑やかさ。ギャグはベタでもセットのチープさはシュール。今更ながら何でも有りが映画だしそれは時代劇も例外じゃない。開き直りながらもしっかりまとめる加藤泰の力量に感服。[投票(3)]
★5アメリカの影(1960/米)カフェにたむろして倦怠すら共有できない若者達。往々にして周りには偏見や差別が渦巻いている、だからこそウッドベースに導かれて走れ。 [review][投票(3)]
★5ビフォア・ザ・レイン(1994/英=仏=マケドニア)構成の妙も然ることながら、作品全体を包む深い悲しみが圧倒的な迫力で観るものの胸に突き刺さる。雨が降り続くように、愚かな歴史は繰り返される。まるでそれが自然の摂理であるかのように。しかし、いつかは雨が止むことを信じたい。[投票(3)]
★5自由の幻想(1974/仏)ブルジョワジーの秘かな愉しみ』と並ぶ・・・いや、それ以上に変態な映画だ。 [review][投票(3)]