マッツァさんのコメント: 点数順
ろくでなし(1960/日) | 大島を見てもいまいちピンと来なかった松竹ヌーヴェル・ヴァーグの隠し球!衝撃のデビュー作。『勝手にしやがれ』に感化された人は絶対観るべし!大学卒業間際の投げやりな気分漂う厭世的ムードを描いた分だけ共感するところ大。 | [投票(2)] | |
仁義なき戦い 代理戦争(1973/日) | 文太、成田、山城ら若手の台頭と金子の老獪な手腕。飛び交う権謀術数。まるで祭りの前夜祭のようにジワジワと盛り上げる話の運び方。戦争への期待をこれでもかと煽りまくって物語りは終わる。 | [投票(2)] | |
犬神家の一族(1976/日) | 生首ボトッで驚きまくる金田一はいつ観ても爆笑を誘うし、急いで去っていく金田一はいつ観ても寂しさを誘う。角川映画全般に付きまとう安っぽさや胡散臭さが逆に魅力になってると思う。 | [投票(2)] | |
仇討(1964/日) | 中村錦之助は凄すぎる。こんな演技が出来る役者はそうざらに居ない。 [review] | [投票(2)] | |
イレイザーヘッド(1977/米) | 食い物を吐き出す「奴」の無邪気さが堪らん。癖になりそう。 | [投票(2)] | |
心中天網島(1969/日) | 紙屋治兵衛に中村吉右衛門を起用しながら、あくまで裏方の存在であるはずの黒子が完全に主役を食っている立場逆転の皮肉。遊郭を抽象的な現代美術で造ってしまう発想。共に素晴らしく古典劇の退屈感を吹き飛ばすには十分のインパクト。 | [投票(2)] | |
リパルジョン・反撥(1965/英) | 寝苦しい夜、時計の秒針が刻む音に気が狂いそうになる感覚。冷徹に精密そして執拗に壊れゆく姿を追うカメラの唐突なぶれは観ている側さえ我を忘れさせる。叩きつけるような音楽も効果的。 | [投票(2)] | |
ウディ・アレンのバナナ(1971/米) | スピード感とバカバカしさにかけては『ウィークエンド』級。冒頭のカラフルなスタッフロールとかゴダールを感じるんですけど・・・ダメ? | [投票(2)] | |
水の中のナイフ(1962/ポーランド) | 男同士の刺すような視線の交し合いと無関心な素振りが作り出す尋常ならざる緊張感。ジャズの使い方もさり気なくて良かった。でもあれじゃ誰でも頭に来るよね。 | [投票(2)] | |
アニー・ホール(1977/米) | 自分の中のウディ・アレンのイメージがこの映画の中に全て凝縮されていた。あのハゲ頭でやたらと悲観的だから困る。でも変にキュートだからもっと困る。 | [投票(2)] | |
津軽じょんがら節(1973/日) | 冬を迎えようとする東北の仄暗い空気を捉えたフィルム。男と女、得る者と失う者を丁寧に描いた良質な映画。 | [投票(2)] | |
ギャラクシー・クエスト(1999/米) | くすんだ過去の栄光に光を与え、詰まらなく単調な毎日に喝を入れる、そんな映画。日々終電に乗る酔いどれサラリーマンに是非観て欲しいと思える一本。 | [投票(2)] | |
赤い天使(1966/日) | 肉を切り骨を削る音で頭が真っ白に。誰もが思考停止の最前線で唯一考えることを止めなかった女の苦悩は深い。 [review] | [投票(2)] | |
続・男はつらいよ(1969/日) | この頃はまだ、旅に出るといつ帰ってくるか分からない危機感がある。 | [投票(2)] | |
マルサの女(1987/日) | 股間に挟まってるティッシュに★4を進呈。 | [投票(2)] | |
戦火の勇気(1996/米) | 戦後の勇気も大事です。 | [投票(2)] | |
バスを待ちながら(2000/独=仏=スペイン=キューバ=メキシコ) | エンジニア男のエロい笑顔には辟易だが... [review] | [投票(2)] | |
夜行列車(1959/ポーランド) | 幻想的なスキャットに乗って夜行列車は走る。全ての出来事はまるで一夜の夢のように儚げ。終着駅に着けばそこには日常が待っている。 [review] | [投票(2)] | |
ボーイ・ミーツ・ガール(1983/仏) | 若さとその自意識過剰さを厭味なく表現。二人の対話シーンには引き込まれる。 [review] | [投票(2)] | |
ユメノ銀河(1997/日) | 画面から淡々と流れる濃密な空気。浅野忠信ほど無口が様になる役者もなかなか居ない。 | [投票(2)] |