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ウィークエンド (1967/)

Weekend

[Drama]
製作ラルフ・ボーム
監督ジャン・リュック・ゴダール
脚本ジャン・リュック・ゴダール
原作ジャン・リュック・ゴダール
撮影ラウール・クタール
音楽アントワーヌ・デュアメル
出演ミレーユ・ダルク / ジャン・ピエール・レオー / ジャン・ヤンヌ
あらすじ30歳で5回の結婚歴を持つコリンヌ(ミレーユ・ダルク)と車好きのロラン(ジャン・イアンヌ)は、週末旅行に出た。だがハイウェイには、都会を離れようとするマイカー族が延々長蛇の列をなし、路脇には血まみれの死体が積み重なる。田舎町ではトラクターがスポーツカーに激突、運転した男は死に、連れの女と農夫が階級闘争をやり合っている。コリンヌとロランの車に、神とデュマとの間に生まれたと称する男(ジャン・ピエール・レオー)が乗り込んで、大パニックに・・・。(104分) (ダリア)[投票(1)]
Comments
全34 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5週末⇒終末であり、大量消費社会の末期を予感したかのような殺伐とした雰囲気が全編を覆う。が、それとは裏腹にナンセンスでブラックなギャグの数々は引用元なんか知らなくたって断然面白い。そりゃこんなん作っちゃったら、普通の劇映画からおさらばするしかないでしょ。 [review] (マッツァ)[投票(7)]
★5美しくて愉しくて毒々しい。連発されるB級アクションをミゾグチ直系の流麗な構図で捉える、という方法論自体が画期的なのだと思う。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
★5荒々しく、破壊的なのに、スマート。ゴダール見たのこれで二作目。『愛の世紀』で寝てしまっただけにこれなら寝まいと見てみた。いやぁ、、、これまたすごい・・・ 2002年10月27日劇場(サロンシネマ)鑑賞 [review] (ねこすけ)[投票(3)]
★5ゴダールのヌーヴェルバーグ最後の作品といわれる本作。やっぱり見所は話題のワンカット渋滞シーン。政治も風刺も相変わらず登場するけど、自分的には誇張とブラックさ加減がかなり笑える映画でした。ストーリー(?)を置いておいても映像美、編集美はさすがさすが!なにしろ「宇宙をさまよった映画」ですから。 (asatrid)[投票(3)]
★560年代のゴダール映画の魅力って、引用の難解さとは裏腹に、内容そのものは思いっきりB級映画なところだと思うんだけど、これはその最たるもの。ほとんどコメディとして見ました。 (リーダー)[投票(2)]
★5淡彩のアパートから始まる物語が緑の沿道と青い空、白い雲と原色の車の列に巻き込まれる。ポップアートの極みにファルスとスペクタクルが混在しゆく有り得なさが、そこに留まらずモラルを蹂躙し最果てまでいっちまう。分水嶺に立った覚悟あればこその境地。 (けにろん)[投票(2)]
★4ゴダールの自暴自棄が産んだ意図せざる(?)ケッサク。 [review] (crossage)[投票(3)]
★4ゴミ回収作業員が語り始めるまでは、とにかくネタが尽きないくらいに面白かった。 [review] (くたー)[投票(3)]
★4エロも黒い笑いもドタバタもあってウキウキ。中盤でのとぼけたナンセンスぶりは、『皆殺しの天使』という字幕も合わせ「オシャレになったブニュエル」かとさえ。最後の方がゴダールの演説になってしまったのは残念だが、サンドウィッチを例にとったネタは面白かった。 [review] (tredair)[投票(3)]
★4いや〜面白かったよ!素直に面白い理由は主人公の男女がどうしようもなく俗物だからだろう。とっつきやすいんですよ。30年以上も公開もされず、ビデオも出なかったのは自動車産業界の圧力か?そう思うほど自動車がないがしろにされている。 [review] (ジョー・チップ)[投票(3)]
★4全般的感想を素直に云えば、やっぱり面白い!面白過ぎる!なのだ。私は殆ど画面の面白さしか見ないので、そうなると、特に本作の前半は、もう最強のゴダール、と云いたいほどだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4ほかの監督では見られない独創的なシーンあり、ブニュエルもかくやと思わせるシュールなシーンあり、一方で死ぬほど退屈なシーンもあり。ミレーユ・ダルクが可愛いのとジャン・ピエール・レオーの背負い投げ(!)が見れたので☆4。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4最初の長回しからびっくりした。意味が良くわかんないのに退屈しなかった。 (ぱーこ)[投票(1)]
★4やっぱりゴダールでなかったらこんな面白くはならなかったと思います。この監督の特別性を改めて感じる作品ですね。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3ゴダールに必死についていこうとするのはたいへんバカらしいことだ。 [review] (バーボンボンバー)[投票(4)]
★3ノイズと長回しとアジテーションで画面は、輝いているというよりテカっている。映画の無力さ、言説の無力さを知り過ぎてしまっている山師の、はらわたふりしぼっての咆哮だ。防衛的であることと攻撃的であることが一致してしまうという、人間世界のなんという残酷さ。 (ジェリー)[投票]
★3ゴダールの先見の明を感じる (kenichi)[投票]
★3延々続く渋滞シーンもなんのその。嫌味な夫婦もなんのその。歪んだブラックユーモアもなんのその。でも快適とは無縁なこの作品。それなのに注目せずにはいられないのはなぜだろう? (SY)[投票]
★3意外や面白かった。しかし文字が画面に挿入されるのには相変わらず辟易。「エヴァ」の尊属か?(支持者はそうかも) (dahlia)[投票]
★2わからん、わかりたくもないが。 (ころ阿弥)[投票(2)]
★2死屍累累。ブルジョアたちの慢心ぶり。でも敢えてゴダールのヘタに肥えた耳をサザエさんばりにひねって言ってやりたい。「コラ!マジメに撮りなさい。」(★2.5) (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★1うるさくてウンザリした。(一時間弱で退出)(02.09.03@OMS) (movableinferno)[投票]
Ratings
5点21人*********************
4点29人*****************************
3点15人***************
2点5人*****
1点3人***
73人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
偶然?同じ邦題(タイトル)になった映画たち (いくけん)[投票(9)]バイブル (けにろん)[投票(8)]
渚にまつわるエトセトラ (けにろん)[投票(8)]世界の国の“地下室”からコンニチワ(ATG映画:洋画編) (リーダー)[投票(7)]
おいらの青春 (まご)[投票(3)]予定調和をぶっ飛ばせ!(裏ベスト10+5) (けにろん)[投票(3)]
私的フランス映画 (ハイズ)[投票(2)]ジャン・リュック・ゴダール[投票]
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