★5 | 顔の恐怖。船の恐怖。それとは関係無いが、スイカをくれたオッサンの「少し割れてるのがうまいんだよ・・・」というセリフは、最低最悪でありながらもオヤジ精神全快の素晴らしい下ネタだと思う。 [review] (パグのしっぽ) | [投票(5)] |
★5 | 高度成長期の端緒は人々が未だ哀しみを噛み殺していた時代でもあったという述懐で、少年は幾度もの喪失を乗り越えやがてモーレツ時代の洗礼を受ける。出会いに始まり別れで終わる泥河べりの物語は慈しみに充ちた作り手たちの気合が最高感度で親和した結実だ。 (けにろん) | [投票(5)] |
★5 | 後半になるに従い、観ていてきついシーンが目白押し。しかし目を離すことが出来ません。 [review] (甘崎庵) | [投票(4)] |
★5 | もはや戦後ではない50年代、癒されることのない傷を背負いスカのような生活の中に取り残された人々。ただ在るがままの現実を受け入れるしかない子供たちの悲哀が感涙をもって胸に迫る。闇に吸い込まれるように消えていく船の情景たるや日本映画屈指のラストではなかろうか。 (マッツァ) | [投票(4)] |
★5 | 宮本輝ファンも納得の一篇。 (ナム太郎) | [投票(4)] |
★5 | 切なすぎる。 [review] (neo_logic) | [投票(3)] |
★4 | 銀子ちゃんを想って泣く映画で、それでいいんだろう。いろいろ感想はありますが。 [review] (寒山拾得) | [投票(7)] |
★4 | どうする事もできない「大人の事情」に翻弄される子供たちが悲しく、切ない。 [review] (青山実花) | [投票(6)] |
★4 | まだ見え隠れする戦争の影を引きずりながら、生きていかなければならなかった昭和31年。大人達の間には、死の匂いが立ち込めている。それを敏感に嗅ぎ取る子供達。・・・宮本輝の世界を、見事なまでに忠実に映像化している・・だけかもしれない。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 蟹と火。闇。船。ベタベタする風。そして覗き見る大人の世界。 (tredair) | [投票(4)] |
★4 | 見てはいけない、見せてはいけない。まだ見ぬ世界に足を踏み入れたときの、子供たちの新鮮な驚き、大人たちの気まずい思い。交錯する戸惑いを見事に表現した緊張感あふれる空気感が素晴らしい。 (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | ひとは大人になってから世界を知るのでは遅すぎる。「少年」の内にこそ,世界に触れるべきなのだ。 (死ぬまでシネマ) | [投票(3)] |
★4 | 目が語る哀愁。父ちゃん母ちゃんの愛があっても拭えない時代の泥。子供たちの未来が幸せであることを願う。 88/100 (たろ) | [投票(2)] |
★4 | 大人の事情になんとなく気づいたとき、彼は大人になった。 [review] (jollyjoker) | [投票(2)] |
★4 | 生きるという事のどうしようもない哀しさ。 [review] (Aさの) | [投票(2)] |
★4 | すごく子供の頃を思い出す。世界はすべてこのトーンだったよなあ。 (ぱーこ) | [投票(2)] |
★4 | 蟹に火がつきじたばたとし、それを見てにやっと笑う少年。それにこの時代の闇の深さをみる。 (水木クロ) | [投票(2)] |
★3 | 本質的に西原理恵子の描く世界は、ギャグを抜いたらこんな感じだ。 [review] (てれぐのしす) | [投票(2)] |
★3 | 蟹を燃やす という行為にあなたは何を感じたか。 [review] (ありたかずひろ) | [投票(1)] |
★3 | 良質な作品だとは思うが、終盤の子供同士の気まずさにとてもやり切れなくなった。 (檸檬) | [投票(1)] |
★3 | 俺の知ってる大阪ではない戦後の大阪の風景。それでも子供の頃にこれと似たような境遇の子がいて「あそこの子供と遊んじゃダメだ」と親の偏見で言われた言葉を思い出す。 [review] (TO−Y) | [投票(1)] |