★2 | クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995/日) | これまでランダムにクレしん映画を観てきて“笑えるシーン(キャラ含む)が沢山あったか”“何がしかに感動できたか”“非日常の舞台装置に魅力があったか”の3要因を主に自然と重視してきていた私にとって、本作はどれも突出したものがなかった。タイムトリップ後の演出転換も成功してるか疑問。置き去り気味の吹雪丸、影薄く勿体無い。 | [投票] |
★2 | WALL・E ウォーリー(2008/米) | う〜ん・・・ちと退屈だった。ウォーリーの大袈裟過ぎる、笑い所であろうリアクション・せわしない高速画面。子供にはここまで極端にスピード感を出した方がウケるかもしれないが(だがほぼ満席の場内、笑い声はチラホラ)。ロボの恋愛を描くのか、人類(地球含む)の再生を描きたいのか、どっちにしろ中途半端。あからさまな「2001年〜」には苦笑い。 | [投票] |
★2 | クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994/日) | 作品的にイマイチこれといった特徴が無く、終盤の遺跡でのバトルも間延びしてる感がある。なんでか知らんがジャングルの猛獣どもを黙らせてしまう“ゾウさん”や、福引き会場での下町風おばさんのシーン等、笑える箇所もあるにはあるが。奇をてらわない展開は完全な子供仕様とみた。しかしこの頃のひろしとみさえ、やけにラブラブだね。 | [投票] |
★2 | 崖の上のポニョ(2008/日) | 一番印象的だったのは漂流ボート上の赤ちゃん。ポニョを見つめる「何だお前は」的視線。この、ポニョとは一体何者?という私の疑問に劇中唯一賛同してくれたのがあの赤ん坊だった。まあ子供向けのようだし文句を言ってもしょーがないが、どうしても引っかかるのが主人公の年齢設定。5才であれは出来すぎ君。せめて7才じゃないか?そうでもねえか? | [投票] |
★2 | 処刑島(2006/英) | 結構面積ありそうな無人島を空撮で舐めるように映しておきながら、その魅力的な舞台を今一有効に使ってない。所々「おっ、頑張ってるな」というシーンもあるが持続できず、総じて平凡なサバイバルアクションに落ち着いてる。つーかこの手の作品では常套手段だろうが、内輪もめはやめてほしい。但し、犬達の元気はつらつぶりには拍手を贈る。 | [投票] |
★2 | KT(2002/日=韓国) | 史実に迫る前に、まず映画である以上70年代前半の雰囲気作りをしっかりしてもらいたい。度々映されるケンメリ以外今と変わらない空気感。そこに出てる人間だけが当時の鬱屈感(俺はよく知らないが)を発散させてるもんだから、なんか作品として歪に見える。演出のタルさ・メロドラマ風の音楽といい、この監督に政治サスペンスは不向きではないか。 | [投票] |
★2 | スリザー(2006/米) | 「フラッシュバック80'sホラー!」と言った感じの懐かしさが漂う。それはそれでいい。だが、懐古趣味だけで、作品そのものはパッチワーク的。ホラー映画とてリメイク流行りで、ここ最近のネタ尽き感は深刻なものがある。だがね、題材の枯渇ぶりを独自の演出で魅力ある作品にする事は可能だと思う。まあ、とりあえずはジェームズ・ガン、そのへんセンス無し。 | [投票] |
★2 | チンピラ(1996/日) | 引きのショットはいいが、もっと役者の表情も見せてくれないと伝わるもんも伝わらない。構図に凝ってるのも分かるっちゃ分かるが、そういう作品でもないだろよ。極道でも堅気でもない宙ぶらりんのチンピラを哀切たっぷりに描き、何っ!と驚かせもした川島版の足元にも及ばない。本作については恭兵も「カンケイないねっ」てとこだろう。 | [投票] |
★2 | サバイバル・フィールド 強盗団VS殺人鬼(1997/米) | 邦題ちょっと大袈裟過ぎます。血と汗が飛び散る壮絶バトルを期待したが、なんだ、オーバーオール姿のおっちゃんとの鬼ごっこでした。 | [投票] |
★2 | カタクリ家の幸福(2001/日) | どういうスタイルにせよ、曲りなりにも“家族の幸せ”とは?という追求をしているにも関わらず、ミュージカルパート以外での家族一体感が無く、単に踊って歌わせたかっただけなのではと勘繰ってしまう。笑えればそれも帳消しOKだが…。まあ長嶋茂雄氏の言葉を借りれば「ん〜〜どうでしょ〜」という残念微妙感しか湧いてこない。 | [投票] |
★2 | ビジターQ(2000/日) | 「GOZU」は大傑作だと思ったが、これはどうだろう…。「GOZU」との共通項もあるが、こっちは殆ど笑えず何か虚しい気持ちになってくる。部外者来訪による家族の内的変化という面では「家族ゲーム やけっぱちエログロ版」って感じもする。ラストも丸く収まった様に見えるが・・・全然異常。ま、色んな意味でひでぇ作品だわな。 | [投票] |
★2 | 昭和歌謡大全集(2003/日) | オバさんパワーって言うのならせめて40〜50代ではないか?なんか中途半端に若いですこの女優陣。そのくせどこか“オバさん”を自分自身認めちゃっている全員30代みどり会の面々。今の30代の女性はもっと若々しいだろ。ちょっと時代錯誤な感は否めない。ガキ集団は言及する余地なしで、さっさと逝ってくださいな。by30代の男 | [投票] |
★2 | ガンマー第3号 宇宙大作戦(1969/日=米) | 昔のSF映画だから…という事を考慮してもかなりキビしい出来映え。ミニチュア特撮は結構丁寧だとは思うが、宇宙ステーションでの攻防は緊迫感皆無。元々期待してはなかったが、監督の色も全然でてないし。だが、怖いと言うよりもただ迷惑なだけな印象の怪物が「ア〜アァ〜」鳴いて迫ってくる夢を悲しいかな見てしまうかもしれない。 | [投票] |
★2 | ゾンビ・クィーン 魔界のえじき(1982/仏) | 吸血鬼として生き返ってしまった女の悲しみを描こうとしてるんだろうが、その異端者としての苦悩はD・クローネンバーグ作品の10%程度しか伝わってこない。ゴアシーンも血量は多いし悲鳴もわざとらしい位張り上げているが、断末魔の様相には程遠かった。死に際の迫真性はやっぱホラー映画ならばもっと拘ってくれ。 | [投票] |
★2 | アンダーワールド:エボリューション(2006/米) | 何の目的で登場人物達が動き回ってるのか前作観てるにもかかわらず非常に分かりにくい。前作観てない人はもうチンプンカンプンお手上げかも。まあ、話に目を瞑ったとして、期待のアクション・シーンもあっさり平均レベルの連続で、もっと強弱をつけるべき。前作よりスケールは大きくなったが、ゴシックな雰囲気は薄れてしまった。残念。 | [投票] |
★2 | バイオレント・ゾーン 野獣の標的(1989/米) | ツッコミどころは多岐に亘り、本来ならば唸らせるはずのラストにも苦笑いしてしまう。 | [投票] |
★2 | ミュータント 人類改造計画(1984/米) | メイクだけならかなりイケてる | [投票] |
★2 | ユーズド・カー(1980/米) | 個人的にK・ラッセルのベストアクトはS・プリスキンだが、それとは正反対の本作におけるマシンガントークキャラは下手だとかは全然思わないが今一魅力を感じず。中身的にももう少し噴飯モノかなと思ったが、中古車屋の対立話が無意味に冗長で、見せ場の大行進も変に勇壮ぶってるので、すっかりしらけモードに入ってしまった。 | [投票] |
★2 | 地球最後の日(1951/米) | ごく一部のエリート達がそいつらだけで新たな人類を築く為に躍起になる姿を見せられても、実際この様な事態になったら一般人の自分などは諦めて静かに死を待つしかないだろうなと考えると、いよいよシラケてくる。って言うか別に特権で脱出したいとも思わない。この状況での、ある意味悪あがきが醜い。 [review] | [投票] |
★2 | ステレオ 均衡の遺失(1969/カナダ) | 分かり易い例え話の一つも無しに延々と形式ばったナレーションが続く。なにか学生が聞いてようが聞いていまいが関係無しに進行させる大学教授の講義を受けているような錯覚に陥る。テレパシーと性愛との関連性を調べる実験らしく、被験者は徐々に狂ってくるんだが、だからなんなんだって気もする。 [review] | [投票] |