好きだった子にひと言「おはよう」が言いたいのだが、教室でその子にだけ言うのもなんか照れくさいし、なんとかしようとその子の登校時間に合わせて学校への自転車を走らせていたあの頃。自転車で追い抜くときにひと言「おはよう！」と声をかけるという作戦。

うまくタイミングが合ってその子からも「おはよう！」と笑顔を返してもらったらその日１日がハッピー！

タイミングが合わずその子がもう教室に入ってたりするとそりゃもうガッカリ…。

でも、そのハッピーなひとときが忘れられずにまた早起きしたりして…。

結局その恋はこの映画のような大団円を迎えることはなかったのですが、それでもこのことは私の心の中の大切な思い出として今も輝き続けているし、たまに同窓会なんかでその子と話したりすると（もちろん彼女も今はもういいお母さんなのですが）今でも結構ドキドキしたりしています。

そういう意味でこの映画は、私の中のとても懐かしい記憶を呼び覚まして、こんな男の胸をも爽やかにくすぐってくれたのでありました。

こうなりゃ文句なし！★５進呈！です。

いや、チャン・ツィイーの魅力を加えると★６！

いやいや、あの揺れる三つ編み模様にひっかけて★∞（無限大）でもいいかな、この映画。