高宮敬二の映画ファンのコメント
sawa:38のコメント |
組織暴力(1967/日) | 帽子にコートを羽織る丹波哲郎。Gメンの・・否、銭形警部の原型がここにあった。『仁義なき戦い』以前の任侠を引き摺る「理想の」ヤクザたちがいる。 | [投票] | |
大脱獄(1975/日) | この監督、真面目に撮ればこれだけまともな面白い映画が撮れる。高倉健の持ち味を完璧に引き出し、ラストシーンなんかは降旗康男を彷彿とさせるセンチメンタリズムさえ魅せる。多少の粗はあるが、そこはやっぱり石井輝男だから・・・ | [投票] | |
現代やくざ 血桜三兄弟(1971/日) | 長髪眼鏡の荒木一郎君の童貞喪失劇とストリップ小屋での自慰シーンで笑わせられる。って、笑っちゃう映画なんですかコレ?どうやって見ても彼が主演だ。いったい文太はどこに行ってしまったのか。異色を通り越してまさにカルト映画。 | [投票] | |
皇室と戦争とわが民族(1960/日) | 昭和天皇を一貫した平和主義者として賛辞を贈る本作。だが裏返せばその元首としての指導力の無さをも露呈する。そうは言っても、昭和の作品を平成の世から斬る事に哀しさを覚える。 [review] | [投票] | |
緋牡丹博徒 二代目襲名(1969/日) | 毎度のことながら完成された脚本はまるでお竜さんのうなじの如く流麗である。だが、ふと気づいた。私が本当に期待しているのは「不死身の富士松」こと待田京介の活躍なのではないだろうかと。 [review] | [投票(2)] | |
現代やくざ 与太者仁義(1969/日) | 三兄弟の末っ子(田村正和)にスポットをあてた描き方は正しい。 [review] | [投票] | |
仁義なき戦い(1973/日) | 誤解を恐れずに言えば、深作欣二はどこかの雀荘の店先辺りで血塗れで転げ廻って絶命する自分を「期待」していたんじゃないか?勿論引き金を引くのは文太の役目だろう。<04年1月12日、一周忌。再見> [review] | [投票(10)] |