★2 | マイ・ブロークン・マリコ(2022/日) | マリコのシーちゃん好きだよ笑顔の押し付けがましさ、釣り師のうまい具合の登場っぷり、主人公シーちゃんの結局わな自己チューぶりがかなり非現実的。別にファンタジーならそれでもいいが、そんな作品ではないのかどうかも中途半端。 | [投票(1)] |
★4 | 愛にイナズマ(2023/日) | 1500万円縛りが今の日本のよくも悪くも許せん金銭的境界なのかはイマイチわからないが、物語のポイントゲッターとして何気に効果的だった。主人公が映画監督としてそれを撮りたい「理由」を頑なに無いと言うのは、そこに山があるからと同じようにそこに家族があるからと言うべき、そしてそうなんだよねって映画で、ちょっとギャグっぽくファンタジー気味で逆に良かった。 | [投票] |
★3 | 予告犯(2015/日) | 復讐遂行を掲げたポピュリストの登場かと煽りに煽っておいて、実は究極のリベラリストだったという理想型は、思考停止の「どうでもいいから引っ張って」なリーダー待望論に釘を刺す気持ちよさ。ただ残念ながら配役が主人公以外しっくりこなかった。3.5点。 [review] | [投票(1)] |
★2 | Cloud クラウド(2024/日) | 全ての登場人物が端っから心が抜き取られたような状態でのよ〜いドンなので変化に乏しいし、ある者は無理矢理なキャラに変貌してる。しかも総じて絵面が安いし、緊迫感のないドンパチは退廃を狙ったとしても目新しさが無かった。 | [投票(2)] |
★3 | ある男(2021/日) | 窮地に陥っている人間はごまんといる中でその貴重な再生チケットを手に入れながらの不運と言うか凡ミスと言うか残念と言うか。。その責任の所在は様々に拡散していく。そんでもってのあのラストは悪い意味でのB級感だったかな。窪田正
孝は陰と陽の振り幅に「翳り」のある良い俳優だ。 | [投票] |
★4 | 春に散る(2023/日) | 感覚的にザ・昭和、、、いやむしろ平成初期頃のような底辺から沸き起こる熱量。横浜流星、そして窪田正孝のボクシングスキル・好対照な人物像がちょっとした所作で明確に表現されてる素晴らしさ。その周りを囲む、淡く消えかけ寸前な中高年連中の奮起。「老い〜若き」への正攻法なバトンタッチはそれ故に個人的には刺さった。一つ言えるのはどちら(の世代にも)の希望を見出だせたという大団円は今だからこそ必要なんだと思う。 | [投票(1)] |
★3 | ラストマイル(2024/日) | 何だか作品全体が慌ただしくとっ散らかってるが、まあ言わんとしてる事は分かる。しかし、物流クライシスを描きながら一般庶民の不在感が上から目線的にも映る。現実なら身を守る為とりあえずは不買に転じなければ。劇中でも言及あった上振れした正常性バイアス。そこまで我々はバカではない、、、と思う、、、 [review] | [投票(1)] |