「食欲刺激映画」(Yasu)の映画ファンのコメント
水那岐のコメント |
チャーリーとチョコレート工場(2005/米=英) | アダルト・チャイルドの自分の親に対する復讐心から生まれた、そのツケが廻ってくる相手は…。子供の心を持つ大人たちへの愛情と皮肉をこめた寓話。共犯者意識のあるオトナはケバケバしい画面の造形美こそを愉しむべし。(付記:バイオレット嬢のもうひとつの顔) [review] | [投票(6)] | |
フライド・グリーン・トマト(1991/米=英) | 同じ「ゲテモノ料理」でも、イジーが出してくれるなら、「フライド・グリーン・トマト」よりは「特製ソースのバーベキュー」を食いたいとさえ思う。キャシー・ベイツならそうはいかない。彼女、愛嬌はあってもいつ斧を振り回しはじめるか判らんからなぁ…。 [review] | [投票(1)] | |
間宮兄弟(2006/日) | 敢えて言おう、『電車男』は裏切り者の物語だ。我らオタクにとってもっとも親密な朋友、そして我らの実像こそが『間宮兄弟』なのだと。 [review] | [投票(20)] | |
ヘイフラワーとキルトシュー(2002/フィンランド) | 子供の育て方の難しさを感じる。あの非家庭的な両親だからこそ、いい子のお姉ちゃんは育ったのか。ただ、子供の天衣無縫さというものはむしろ他人にまで迷惑をふりまく特性だと、妹を見れば判る。他人事として見れば、あの生意気さは爽快ですらあるのだけれどね。 | [投票] | |
かもめ食堂(2005/日) | 料理が人々のコミュニケーションを媒介し、それに心動かされた思わぬ人の一言で問題は解決してゆく。それは余計な理屈を越えた原始的だが確実な繋がりだ。充分この映画を堪能するために、空腹のまま映画館に足を運ぼう。 [review] | [投票(12)] | |
初恋のきた道(2000/中国) | なにかに驚いたような瞳でじっと恋うひとを見つめ続ける少女。清楚な三つ編みとまん丸になるまでに防寒着を着込んだ少女。名前を問うても構うまいか?いや、近づいたら早足で走り過ぎてしまうのだろうが。 | [投票(6)] |