★3 | たくましき男たち(1955/米) | まずタイトル(原題)がいい。スケールが大きく、音楽(ヴィクター・ヤング)も雄大だ。雪山の景色、撮影がいい。しかし肝心の物語が一直線で、面白みに欠けた。ゲーブルは西部劇には似合わないといつも思う。3.5点 | [投票] |
★4 | 南部の反逆者(1957/米) | 何故、小説を映画化したかったのかがよく分かる作品だ。南北戦争を、物言う黒人側から描き、黒人問題と表明しても南軍も北軍も結局中味はあまり変わらなかったというのが面白い。そんなものだろうと思う。 [review] | [投票] |
★4 | 戦艦バウンティ号の叛乱(1935/米) | 「助け合いの精神は体罰よりずっと大切なものだ」。体罰NO!という社会的意識がやっと根づいてきたように感じる。皆さんの周りでは如何ですか? | [投票(1)] |
★5 | 或る夜の出来事(1934/米) | 褒め言葉しかない。キャプラは前年の‘一日だけの淑女’と比べ、画面構成、間、アップの減少etc格段に良くなった。が、何より脚本が冴えていた。「お腹がすいたよ」「気のせいさ」なんて気の利いたセリフも多くの映画で使われているが、たぶんその嚆矢なのだろう。 | [投票(1)] |
★3 | 紅塵(1932/米) | 舞台がインドシナでなくても良いような気がするが・・・。クラーク・ゲーブル は男前でスゴくカッコ良くて、上品な奥さんはスゴく上品で、流れ者の女はスゴく下品なセリフで、と三角関係の各キャラクターも全く典型的で、安心して観れた。 | [投票(1)] |
★4 | 栄光の星の下に(1952/米) | 物語は凝っているように見えるが、全体を俯瞰すれば、至って単純。しかしこういう政治を題材にした事と、アメリカという国の生みの苦しみがよく分かるという点を買いたい。‘国民の燃える理想、海から海へとつながる民主国家の建設’という表現は感動すら覚える。 | [投票] |