朝丘雪路の映画ファンのコメント
寒山拾得のコメント |
座頭市血煙り街道(1967/日) | シリーズで何作かあった子連れもののひとつだが本作も優れている。このコンセプトが似合う設定なのだと思う。笠原良三からは『秋立ちぬ』を想起すべきなのかも知れない。 [review] | [投票] | |
男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982/日) | ★3に相応しい、面白い処もある普通の出来。善人の内田朝雄が味わい深く、寅がアパッチけんの測量技師と絡むギャグはシリーズのタイトルバック屈指の面白さ。 [review] | [投票(1)] | |
かぐや姫の物語(2013/日) | 『千と千尋』のように二人は手を取り合って宙を舞うが、ここから受ける印象は正反対だ。 [review] | [投票(5)] | |
月給一三、〇〇〇円(1958/日) | 社内の男を渡り歩く関千恵子。腹痛で蹲る路上は連れ込み旅館の門前という技が素晴らしい。主役を喰ってしまっており、本作でいつまでも印象に残るのは彼女に違いない。 [review] | [投票] | |
抱かれた花嫁(1957/日) | ありがちな結婚喜劇で戦前の保険映画みたいでもあり、押しの強い高橋貞二の辛気臭い造形が前面が出ていて観ていてシンドイ。ただ、過ぎし日の浅草レヴュー回想の脇筋は美しくていいものだった。 [review] | [投票] | |
御用牙(1972/日) | 果てしなく他愛ない作品。勝新と朝丘雪路の同衾にシンクロされる局部どアップをシンボライズしたオレンジ光線がエロく、こんなの映していいのだろうかと思わされる。 [review] | [投票] | |
いれずみ突撃隊(1964/日) | 鷹立『従軍慰安婦』の前哨戦。三原葉子の「戦友」が泣かせる。こんなにいい歌だとは知らなかった。この歌を初めて聴いたように感じた。 [review] | [投票] | |
迷走地図(1983/日) | 素晴らしかった前作『疑惑』に遠く及ばぬ出来。渡瀬恒彦も寺尾聡も造形に熟度がなく、あの桃井かおりの素晴らしい悪役振りと比較するレベルにない。耐える政治家の妻岩下志麻はさすがだが、そっち頑張っても仕方ないだろうにと思う。 [review] | [投票] | |
ダイアモンドは傷つかない(1982/日) | 当時猖獗を極めた、男に媚びるのを主目的にした女子大生作家の典型という趣。原作者はその後小説は書かず英才教育本を出しているらしい。 [review] | [投票(1)] |