★3 | 全般に奔放さに欠けるのは、狂気と正気との間にあらぬ線引きをしたからではないか。だからいちいちが説明臭く鈍重になる。フェリーニにはそんな線引きは存在しない。収束は力があるものの、傍観を決め込む者のいい訳ともとれる。 (寒山拾得) | [投票(3)] |
★5 | 疎外された人々が戦争のただなかに一瞬だけ作り上げた、カードの城のようなユートピアの物語。からりと明るいコメディの中、全編に漂うせつなさが心に残る。私のこれまで見た映画の中で、オールタイム・ベストにも入る傑作。ああ、私も精神病院に還りたい。
(はるきち) | [投票(1)] |
★4 | 「何が正気で何が正気でないか」では如何にも生硬だが、それを「こっち側に留まるかあっち側に行ってしまうか」にすり替えたのが堪らなく文学的なのだ。そして、留まっても越境しても孤独感は拭われない。そこが痛切に胸を打つ。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 金箔型押し総革張り豪華装幀の心優しきメルヒェン [review] (ボイス母) | [投票(5)] |
★5 | 「人生はこんなにも簡単なのさ」― そして限りなく優雅で、そこはかとなく哀しい。 [review] (はしぼそがらす) | [投票(2)] |
★4 | 自分が狂っているのか、世界が狂っているのか。ひとつだけ言えるのは、ユーモアのない人たちが戦争を起こすということだ。 (リーダー) | [投票] |
★4 | なんかイギリス映画っぽかったぞ。 (tomcot) | [投票] |
★4 | ワイドテレビの画面に、思わず入ってしまいそうな自分がいた。至福の時。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票(1)] |
★4 | 生きる歓び。 [review] (ドド) | [投票(4)] |