★4 | 橋の上で子守唄を歌う子守、遠くでこの歌を聴かせて赤子をあやす市。哀しみが重なり合い、しみじみ美しい。寺の和尚がいい人。 (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 本作で市の痛々しい演出は頂点に達しました。これがシリーズを続ける最大の功労点でしょう。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 少し無理がある発端だが、市と赤ん坊なんて絶妙な組み合わせだ。‘裏街道を歩く’なんて自虐的発言も多い市だが、本作では明るく素直でまっとうだ。赤ん坊相手だからだろう。音楽がいい。五木子守唄風だが、詞も曲もオリジナル作品だと思う。 (KEI) | [投票] |
★4 | 冒頭からラストまで、幾度となく現われる盲人の群れ。これが座頭市の、カタギ者とは相容れぬ宿命を暗示しているようにも見える。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★3 | 子守りを雇いながら、赤ん坊が心配でたまらない市。市を追い続ける石黒達也をはじめ敵が弱すぎて困るが、クライマックスの決闘&虚無感に満ちたラストは名演出。 [review] (AONI) | [投票(5)] |
★5 | 連なって歩く盲人たちの群に座頭市は何を思うのか?やるせない、余りにもやるせない座頭市が描かれる。 [review] (sawa:38) | [投票(2)] |
★5 | 第一作以来の、いや、それを超える傑作。この勝新太郎 は坂東妻三郎に匹敵する。すさまじい殺陣と人情劇が見事に交響。赤ん坊をあやす市が哀切極まりない。高千穂ひづるの登場で、この映画に潤いと深みが与えられて美しい恋愛映画ともなった。このシリーズは三隅研次に尽きるか。 (ジェリー) | [投票(2)] |