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薄桜記(1959/日)ファンのコメント

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新選組始末記(1963/日)************

★3池田屋襲撃までの新撰組内部のゴタゴタと並行して描かれる恋愛模様。ラスト決定的な別れの後 顔を上げ自分の行くべき道を歩もうと決意するヒロインに拍手。 (ルクレ)[投票]
★4主人公は苦悶する若き新選組隊士を演じる市川雷蔵なのだが、もう城健三朗の近藤勇と天知茂の土方歳三が圧倒的な存在感。池田屋襲撃シーンで見せる城健三朗の殺陣の凄まじさ。その暴れップリはただ事ではない。また天知茂の彼らしい冷徹ぶりにもゾクゾクする。三隅研次本多省三による空間の切り取り方は全編素晴らしいがラストは絶品。 (ゑぎ)[投票(2)]
★2あまりに抽象的で空疎な「武士らしさ」のみが一人歩きしていて、いささかうんざり。殺陣にしてもただのどたばたアクションで、どうということもない。新選組モノの基本、ということでそれなりの価値はあるとはいえるかもしれない。 (シーチキン)[投票(1)]
★4照明が美しいとか映像が鮮明とかそういうレベルではなく、画面構成そのものに力がある。三隅研次絶頂期の傑作。 (赤い戦車)[投票]
★4若山、天知の2人が際立つ。特に若山。正と悪のギリギリ正の所に居る感じがして1つの近藤勇像を創った。天知は土方というより天知。松本の沖田は雰囲気は出ていたが島田順司に及ばず。(無理やり主役の)雷蔵山崎は、美男子だったというから合っているのだろう。 (KEI)[投票]
★5「誠」のサムライとは何か? テロリスト達が入り乱れる幕末の京を、縦横無尽に描き出す本多省三の撮影がイイ!あくまで骨太な群像劇に仕上げた星川清司の脚本もイイ!何よりも雷蔵、若山、天知らハードボイルドな男達がイイ! (AONI)[投票(3)]
★4新選組自体は勉強不足の為、あまり知らないがとても楽しめた。やはり脚本と、雷蔵若山天地のトリオが良いのが、勝因。['03.12.11京都文化博物館] [review] (直人)[投票(1)]
★4土方(天知)の非情さを、そ知らぬ顔で受け入れて局長へとのし上がる近藤(城)のふてぶてしさ。「誠」の文字の裏に蠢く権力争いの醜さに、愚直なまでの武士の誇りで耐える山崎(雷蔵)。本多省三の切り取る画に、人の業と意地を塗り込めたような深みがある。 (ぽんしゅう)[投票]