★5 | 「誠」のサムライとは何か? テロリスト達が入り乱れる幕末の京を、縦横無尽に描き出す本多省三の撮影がイイ!あくまで骨太な群像劇に仕上げた星川清司の脚本もイイ!何よりも雷蔵、若山、天知らハードボイルドな男達がイイ! (AONI) | [投票(3)] |
★4 | 主人公は苦悶する若き新選組隊士を演じる市川雷蔵なのだが、もう城健三朗の近藤勇と天知茂の土方歳三が圧倒的な存在感。池田屋襲撃シーンで見せる城健三朗の殺陣の凄まじさ。その暴れップリはただ事ではない。また天知茂の彼らしい冷徹ぶりにもゾクゾクする。三隅研次と本多省三による空間の切り取り方は全編素晴らしいがラストは絶品。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 新選組自体は勉強不足の為、あまり知らないがとても楽しめた。やはり脚本と、雷蔵、若山、天地のトリオが良いのが、勝因。['03.12.11京都文化博物館] [review] (直人) | [投票(1)] |
★4 | 若山、天知の2人が際立つ。特に若山。正と悪のギリギリ正の所に居る感じがして1つの近藤勇像を創った。天知は土方というより天知。松本の沖田は雰囲気は出ていたが島田順司に及ばず。(無理やり主役の)雷蔵山崎は、美男子だったというから合っているのだろう。 (KEI) | [投票] |
★4 | 天知茂の土方の毒のある感じが素晴らしい。雷蔵のメロドラマな感じや若山富三郎の威厳と男の愛憎を絡めた政治劇として描かれる新選組だから配役が重要でそこは考えぬかれていると観た後に感じた。 (t3b) | [投票] |
★4 | 照明が美しいとか映像が鮮明とかそういうレベルではなく、画面構成そのものに力がある。三隅研次絶頂期の傑作。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 土方(天知)の非情さを、そ知らぬ顔で受け入れて局長へとのし上がる近藤(城)のふてぶてしさ。「誠」の文字の裏に蠢く権力争いの醜さに、愚直なまでの武士の誇りで耐える山崎(雷蔵)。本多省三の切り取る画に、人の業と意地を塗り込めたような深みがある。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 腹の中まで真っ黒な「世界一黒い革手袋の似合う男」=天地茂 VS 純白な乙女より尚白い「世界一清潔な男」=市川雷蔵
この二名の「男の色気」が火花を散らす!! [review] (ボイス母) | [投票(1)] |
★3 | 有名な事件の史実をつぶさに検証し、近藤勇も土方もつまらない男でしたと脱神話化する仕事は立派だろう。しかしそれを原作に活劇撮っても面白くなる訳がないと、なぜ誰も判らなかったのだろうか。見処は圧倒的に藤村志保。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 池田屋襲撃までの新撰組内部のゴタゴタと並行して描かれる恋愛模様。ラスト決定的な別れの後 顔を上げ自分の行くべき道を歩もうと決意するヒロインに拍手。 (ルクレ) | [投票] |
★3 | 和製スクリーミング・クイーンは藤村志保で。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | DVDジャケットとタイトルロゴは素晴らしすぎる。 [review] (づん) | [投票] |
★2 | あまりに抽象的で空疎な「武士らしさ」のみが一人歩きしていて、いささかうんざり。殺陣にしてもただのどたばたアクションで、どうということもない。新選組モノの基本、ということでそれなりの価値はあるとはいえるかもしれない。 (シーチキン) | [投票(1)] |