「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
新選組始末記(1963/日) |
照明が美しいとか映像が鮮明とかそういうレベルではなく、画面構成そのものに力がある。三隅研次絶頂期の傑作。 (赤い戦車) | [投票] | |
主人公は苦悶する若き新選組隊士を演じる市川雷蔵なのだが、もう城健三朗の近藤勇と天知茂の土方歳三が圧倒的な存在感。池田屋襲撃シーンで見せる城健三朗の殺陣の凄まじさ。その暴れップリはただ事ではない。また天知茂の彼らしい冷徹ぶりにもゾクゾクする。三隅研次と本多省三による空間の切り取り方は全編素晴らしいがラストは絶品。 (ゑぎ) | [投票(2)] |