★4 | こんな、昭和初期のような兄妹が近親相姦でもない限りいるわけない、といったらそれまでだけど、じっくり家というものを描いている分、面白い。理想願望かも。それにしても、妹に買い物篭を持たせるとは、、。市川のこだわりが凄いなあ。 (セント) | [投票(2)] |
★4 | 背筋をピンと伸ばした洋子(栗田麗)の立ち居振舞いが、失われつつある昭和の女の凛々しさ見事に再現する。兄妹が時々に見せる微妙な距離感。それは、健一にとって洋子が庇護すべき妹であり、自分を見守る母でもあり、日常を取り仕切る妻でもある証だ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | こういう何も起こらない、小津の物真似みたいな映画って嫌いな筈なんだが、市川はいつも「いい音楽」に乗せて「いい風景」を見せてくれる。俺は下町生まれだからこんな映像に凝縮された風景には滅法弱い。締めくくりの転機もどこか優しい。だから市川の映画はやめられない。 (水那岐) | [投票(2)] |
★5 | 淡々と、本当に淡々と綴られて行くが、ラストはハッとした。 [review] (KEI) | [投票(5)] |
★4 | 20世紀末期の生活空間としての東京のリアルな姿がこの作品には残されています。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |