★5 | 大恐慌下のリアリズムは残滓が残る時代に作られたからこその切実味と、それに抗する家族の絆が不可侵と信じられてたからこその感銘が抜きん出ている40年代フォードの貧乏アメリカ3部作の初作にして最高作。トーランド撮影のリリシズムも特筆もの。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | アメリカ南部映画に外れなし。書きすぎたけど、それは、アメリカ南部文学に外れなしでもあるのだけど、ナンデだ。それはこの時代の人々が真摯に生きざるをえなかったからか?と余計なことまで考えたり。 (ALPACA) | [投票(1)] |
★3 | 「豊かなるアメリカ」のダークサイド。ひたすら教条的で辛気臭いが、空の美しさと、人と荷物てんこ盛りのオンボロトラックが実に印象的。キャンプに集う無数の難民たちの不安そうな表情の間を掻き分けるようにゆっくりと進むトラックのイメージの強烈さ。 (緑雨) | [投票(2)] |
★5 | どう見ても後ろに重心がかかったオンボロトラックが不安定にゆらゆら揺れ、傾きながらも決して止まることなく、家族全員を乗せて前へ前へと進む、その様を見ているだけで涙がこぼれてくるのだから困ったものである。 [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★5 | グレッグ・トーランドの撮影は、こちらの方が上だ。『市民ケーン』よりも。それは、オーソドックスな演出力ではウェルズが比べ物にならない程フォードには力量があるということでもある。フォードこそ撮影の何たるかを知っている監督だったということでもある。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 土と泥にまみれた人々をこれほど美しく描くことなど、もうできないだろう。 (chokobo) | [投票] |
★3 | ジェーン・ダーウェルが泣かすぜ! (kenichi) | [投票] |
★4 | ジョン・キャラダインの顔がすごいぜ! (黒魔羅) | [投票(1)] |
★5 | ジョン・フォードの魂のこもった映像美。巨匠はジャンルに関係なく名作が撮れる。 (トシ) | [投票] |
★4 | ジョード一家の雑草のような逞しさはリアルだ。原作の途中までしか描かれてないので、最初観たときは肩透かしだったのだが、これはこれでよし。 (PINHOLE) | [投票] |