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弓(2005/韓国)ファンのコメント

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リアリズムの宿(2003/日)************

★2ここに展開されているコミュニケーションの齟齬は、一見表現のためのテクニックであるように映る。事実、クソリアリズムで現実を描写すればこのように見えるだろう。だが… [review] (水那岐)[投票]
★4かなり完成度の高い「つげ+山下」の世界。軽い巧妙な、漫画の構図に凝った映像といい、つげの世界をはみ出してはいない。撮影が美しくそのオーソドックス振りにも仰天。引き気味の二人の演技にも好感。 (セント)[投票(1)]
★4主人公二人の居心地の悪さがこちらにまで伝わってくるかのような“間”の取り方。恐ろしいほどの計算が働いている。もしも計算でないとすれば天才だ。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★4親しくもなく、ちょっと面識があるていどのふたりの間に流れるぎこちない空気が、雪ふる山陰のひなびた町のふんいきによく合う。様にならない日常の延長としての旅のリアルを微温的な笑いでつつむ。じつにうまい。 (よだか)[投票(2)]
★410代で卒業するはずの「分かり合いたい症候群」がいい大人にまで蔓延する風潮の中、山下敦弘監督は人と人の間には見えない壁が当然あることを描いて見せる。主人公達のやりとりも世間との距離も、デフォルメはされているが私には至ってまともに見える。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4この「緩みきった間」が私に微かに刺さる。だが気づくと全身が針だらけで痛みを伴う。この緩さは「感覚の勝利」だ。竹中直人の至高の「間」は作為的な産物だが、本作の「間」は我々の経験値によるものだ。まさにリアリズム。 (sawa:38)[投票(1)]
★4リアリズムとは何なのか。民宿の一般家庭にあるような小さな風呂場に男一人で入っている時に、タオルで前を隠すのがリアリズムなのか。 [review] (SUM)[投票]
★4「気まずさ」のロードムービー。シンプルな話だが見事な起承転結。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4鄙びた田舎に行ってみたいけど寒いし面倒だなあという時に見るといい。 (TOMIMORI)[投票]
★3尾野真千子登場シーンの作り過ぎの画づらだとか、意味が無いのに意味深に見せる横移動ショットだとか、本作でもちょっと鼻につく演出がちらほら。でもこれらを含めて「写実主義」−現実らしさを映す−という意味での「リアリズム」の真逆を志向してるところは良い。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]