★2 | 導入から事件発生までの簡潔でスピディーな展開は心地良く、高村薫のヒリヒリとした焦燥感を尊重し、登場人物を全員ストイックにまとめた平山秀幸の演出も方法論としては理解できるのだが、いかんせん時間が足りなかった。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★3 | なかなか面白い人間群像劇。力も入っているし、、。でも、描き方が表層的に終わってしまった。3時間ぐらいにすれば骨太のドラマになったのになあ。説明不足なんで、人がどんどん自殺するのも、え、何で?ていう感じ。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 鄭義信のホン、そして平山秀幸が監督してこの出来なのだから相当難産だったのではないか。どうしても「手堅い役者を集めてみました」感が拭えない。それくらい上澄みだけをさらって終ってしまった印象。ただ、この2時間は長くなかった。3時間かけて掘り下げられたらもっと良くなったはず。徳重クンにこの役は重荷。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★4 | 何が何だかさっぱり解んねえ…のは確かだが仕方なかったのだろう。原作者の思惑との狭間で悩んだ挙句に確信的に総仕込みして破綻させたと見る。ドン詰まりのやるせなさだけは過剰な程に全編を被い、どいつもこいつも目一杯に行き詰まり感を漂わす。泣ける。 (けにろん) | [投票(4)] |
★3 | 國村準のささやき刑事がいい。吉川晃司は自分の居場所が分かってる演技。徳重聡のドン臭さは、そもそも治るのか。 (kenichi) | [投票(2)] |
★3 | 全体としていったいどういう物語なのかが、さっぱりわからなかった。上映時間が長いと思わなかったし退屈な映画ではなかったが、あまりにあっけない。一つ一つのシーンはよくできているしサスペンスシーンとしては悪くないと思うのだが、しかし全体を見ていると「果たしてこれはサスペンスなのか?」と思わざるを得ない。 [review] (シーチキン) | [投票(5)] |