★4 | コメディタッチでありがなら韓国現代史を正面から扱った風刺ではあるかもしれないが、たまに思い出して、あぁあの映画は暖かくくすっと面白かったと思えれば。そういう撮り方で作品としてまとまったということがこの作品の価値ではないのかと。 (SUM) | [投票] |
★2 | 思想や政治信条を持たない庶民という描き方に引く。 (G31) | [投票(1)] |
★3 | 自分の見方がずれていたのか、終盤になるにつれて溜飲の下げどころを失ってしまったかんじ。平凡な小市民と大統領を結びつけたのは面白かったけど。 [review] (ざいあす) | [投票(1)] |
★5 | 「天皇の料理番」みたいなものかと眺めたら全然違った。延々と繰り返される、立てなくなった息子の描写が忘れ難い。プレスコードのなかでの、ギリギリの怒りの表出。 (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 取り立ててオツムが切れるわけでもなく、権力者には頭が上がらない小市民、でも自分の気持ちには正直。そんな憎めない主人公をソン・ガンホが好演。[ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズ5 (TIFF2004)/SRD] (Yasu) | [投票] |
★5 | 政治体制への自由、それに伴う心の解放という重要なテーマを普通の庶民ひとりのまなざしから見つめた傑作。これは韓国国民の自由への道標なのだろう。すばらしい快作だ。これがデビュー作らしいが、韓国映画すごいよ。 (セント) | [投票] |
★4 | あの巨体のソン・ガンホが床屋さんをやるってだけで笑える。韓国でコミカルと迫真の両方を同時に滲ませる役者はソン・ガンホをおいて他にいないのではないでしょうか?そんなソン・ガンホの味を存分に堪能できる作品です。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(1)] |
★3 | 寓話性を持ち込こむことはかまわないとしても、そこに笑いを武器として「何かと闘う」という作者の覚悟が足りず、個的権威でもなく、小市民的従属でもなく、時代そのもをあざ笑う対象に規定しているように見えてしまっていることが、この作品の曖昧さの原因。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 翻弄される庶民を描いたのはいいが、権力者に対する鋭い風刺や〈小市民〉に対する深い批判が無い限り、作品として力が弱くならざるを得ない。寓話的な描き方自体は、この作品に関しては郷愁を感じさせて良い。3.7点。 (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |