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父ありき(1942/日)ファンのコメント

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浮草物語(1934/日)************

★4リメイクの『浮草』を先に観ていたのは間違いだった。 [review] (RED DANCER)[投票]
★4飯田蝶子の悲しげな微笑みにこの映画のすべてが凝縮されている。年代物にしてはビデオの画質の鮮明さに驚いた。 (AKINDO)[投票]
★5暗闇の中、画面奥からぬっと迫ってくる列車。列車から降りて画面中央に固まる一座に降り注ぐ照明。冒頭のこの圧倒的な夜の情景に、はやくも傑作であることを確信できる。 [review] (3819695)[投票(1)]
★4ローアングル・インサートショットなど、既に小津調が確立されている。突貫小僧がいい味を出してます。[テプコ浅草館] (Yasu)[投票]
★4「男はつらいよ」シリーズには過去の作品の引用が多数見られるが、本作こそが定住できない男の悲哀を根底に置くという点でその原点に思える。喜八にコミカルさ、おとき(坪内美子)に自立を託せば寅次郎とリリーの姿が見えてくる。飯田蝶子はさくら。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4リメイクの必要もないくらいに完成度は高く、カメラアングルにしても、もはや完成の域にあり。小津作品を語る上では重要な作品でしょう。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4浮草、まさに旅芸人のねぐらのなさ。雑魚寝。次から次へと小屋を求めて旅に発つ。日本の心のマッ平らな時の映画なんだね。旅芸人の解散する心模様に本当の人生を垣間見る。屋外の映像もスケールが大きく感心した。 [review] (セント)[投票]
★5間然するところのない堂々とした本筋の進行をふくらませるように、ユーモラスなギャグが絡む。くどくどと描きたいところを省略する映像の経済に見ほれ、ワンカットで状況を過不足なく表現する技術を目の当たりにする快癒感が全身を貫く。楷書の傑作。 (ジェリー)[投票(2)]
★5サイレント後期の小津作品だが、もう殆ど小津の特質をゆるぎない形で見ることができる。ローアングルと完璧なアクション繋ぎによる、或いは相似形を反復する画面によるこゝまでの画の安定感は今更ながら映画史上空前絶後だと感じ入る。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]