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五所福之助の映画ファンのコメント

征戦愛馬譜 暁に祈る(1940/日) 雲ながるる果てに(1953/日) 新道(1936/日) 暴力の街(1950/日) 女性の戦ひ(1939/日) 人生のお荷物(1935/日)が好きな人ファンを表示する

ミュンヘンへの夜行列車(1940/英)************

★4数珠繋ぎのホン快調に調子よく最後まで観せ切る秀作。すでに強制収容所の存在が鉄格子とともに示されているが、不思議と義憤に駆られるぜというニュアンスはなく、全てはラブコメのように運ばれるがラブコメにもならない。不思議な作品。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3時代的に言えば国威高揚を目的としてるはずなのですが、ドイツ人を決して完全な悪人だとか、無能だとかに描いてないのも特徴的ですね。冷静なヘンリードも格好良し。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4キャロル・リードはヒッチと違ってどうも列車を映画的に見せることには興味がないらしい。またマーガレット・ロックウッドを魅力的に描く気もないようだ。そういう意味で『バルカン超特急』と比べると少々見劣りするのだが、しかし、これはこれで面白いし良く出来ている。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4列車内よりも、終盤のロープウェイでの攻防の方が手に汗握る。ヒトラー「わが闘争」と「風と共に去りぬ」が本屋店頭に並んでいる、というシーンは当時の流行が判り興味深い。そして、英国人旅行客が買った「わが闘争」の小道具としての使い方も最高!! (AONI)[投票(2)]
★4バルカン超特急』に登場した二人の英国紳士を再登場させ、同作で主演を演じたマーガレット・ロックウッドを起用した点、本作は『バルカン‥‥』の弟のような作品となっている。かっちりとした起承転結が見事だがとりわけ列車に乗り込んでからのサスペンスが素晴らしい。ラストは惚れ惚れするうまさだ。 (ジェリー)[投票(1)]