★4 | 物語の作り込み、祖語の無さに関しては、小説家はさすがにスゴい。特に川口松太郎ぐらいになると、よく考えられていて話が本当に面白い。それを依田義賢が無駄のないホンにしたが、見事といえる作品にしているのは、やはり宮川のカメラと溝口演出だ。 (KEI) | [投票] |
★4 | 構図といい木暮実千代の貫禄と細かい仕草といい、どこをとっても格調の高さを自然にかもしだしている。この格調高さがあったればこそ、色と欲にまみれた花街の生々しさがドラマとして映える。 (シーチキン) | [投票(2)] |
★4 | 後の黒澤明が役者の動きに合わせてフレームを決めるのに対し、溝口はフレームの中に入るように役者とキャメラを動かす。どちらがいいかは好みの問題だろうが、芸術性という点では文句なしに後者に軍配が上がるだろう。[Video] (Yasu) | [投票(1)] |
★5 | 見事の一言ですね。女・女性・人間・オンナ・女。この変遷をちょうどいいジャスト1.5時間で表現する。その艶かしさ、華やかさ、哀しさ、強さ。すごい。 (セント) | [投票(1)] |
★4 | 熟女派(小暮実千代(43))からロリ派(若尾文子(19))までカバーする守備範囲の広さが嬉しい
(TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | うひゃー若尾文子が若い!(というか子供) 田舎臭い顔立ちなのに可愛い! う〜ん、仏頂面なのに見事な演技。… やっぱり若尾文子は最初から若尾文子なのであった。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★4 | ゲイシャガールの生態を好奇心旺盛のヨーロッパ人(特にベネチア方面)に見せて一山当てたい野心の匂いはぷんぷんするとしても、この小品を愛でたい。こうした女性を生み育む環境が存在したのは事実だし、女性たちの一生懸命さは悲哀とともに伝わってくるから。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 木暮実千代の色気ってなんだろ。 [review] (きわ) | [投票] |