★5 | どこにでもいる、ひとつの家族の、ある一日。それがこんなにもジワァーっと来るひとつの作品になるんだからすごい。結婚もしていない私の未経験の領域も含め、「家族・他人」のそれぞれの感情が面白く感じられる。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 樹木希林がすごい良かった。ラストは?? [review] (夢ギドラ) | [投票(3)] |
★5 | おぞましいまでのリアル、いつ吹き出るかわからない家族の狂気。緊張感あるドラマと映像が私の琴線に容赦なく刺さる。戦慄するのはこれが温かさに隠されたドラマとして提起されているからだ。 (sawa:38) | [投票(3)] |
★5 | 静かで、淡々としていて、超リアリティ。優しくて、ユーモラスで、でも時折見せるホラーかと見紛うほどに恐ろしい人間の残酷さと毒。一つ一つのシーン、一つ一つのセリフに全く無駄が無い。『誰も知らない』『花よりもなほ』『歩いても歩いても』と、これだけの完成度を持つ作品を連発するって、ちょっと尋常じゃない。['08.11.15新文芸坐] [review] (直人) | [投票(4)] |
★3 | これだけ芸達者が揃ったなかで阿部寛が主人公を務めるというのには少しく辛いところもあるのだが、阿部の硬さがいつもの是枝的巧さ=厭らしさを減じるようにも働いており、印象は悪くない。見え透いた小細工のためにやはり窮屈になっているものの、以前の是枝作品と比べれば観客に「開かれた」映画だ。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | ずいぶんと前に家族と故郷へ帰った時の事を思い出した。映画と同じような会話が飛び交った。そしてまた来年―と言いながらいつしか行かなくなっていた。「親孝行したいときに親はなし」なんてそんなものだと思う。(自分を正当化する弁でした)。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | さらっと怖いことを言う映画。会話の距離に変化をつけることで空間が立体的に感じられる演出が新鮮だった。「孝行をしたい時分に親はなし、さればとて石に布団も着せられず」と、ならないようにしたいものだ。[ギンレイホール.08.11.10]
[review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |