★5 | 家での会話はホラー映画に近いような冷や汗を覚えるが・・ [review] (蒼井ゆう21) | [投票] |
★5 | 現代版小津の東京物語とも言えようか、この映画は家族の姿を現代という立脚点から探り出すことに成功している。
[review] (セント) | [投票(4)] |
★3 | 川端賞狙いの私小説といった趣。巧みな小ネタをいかに積み重ねるかに腐心する姿勢ばかりが目に付く。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | これだけ芸達者が揃ったなかで阿部寛が主人公を務めるというのには少しく辛いところもあるのだが、阿部の硬さがいつもの是枝的巧さ=厭らしさを減じるようにも働いており、印象は悪くない。見え透いた小細工のためにやはり窮屈になっているものの、以前の是枝作品と比べれば観客に「開かれた」映画だ。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★3 | 樹木希林が演じる横山家の母親の怖さにぞっとした。50歳代以上の観客の反応の良さに驚いた。 (Passing Pleasures) | [投票] |
★5 | どこにでもいる、ひとつの家族の、ある一日。それがこんなにもジワァーっと来るひとつの作品になるんだからすごい。結婚もしていない私の未経験の領域も含め、「家族・他人」のそれぞれの感情が面白く感じられる。 (あちこ) | [投票] |
★5 | 「そんな小さなことで・・・」。何度か交わされる言葉だ。人は心の底にある大きな不安や不満など、簡単に口に出したりしない。それは、たいていカタチを変えて些細な不満として現れる。何故なら、そこには相手を傷つけまいとする無意識の思いやりがあるからだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 9割が無駄な台詞で構成されているこの作品。でも、生活なんてまさにこの9割が大事なのだ。普通ならダラダラと感じるこの台詞群だが、ああ家族ってこういう会話するよな、とクスクス笑いながら最後まで見ていられた。ラストが唯一「映画的」であり、賛否があるのは分かる。しかし、作品の「納め」としてはこれで正解だと思った。 (tkcrows) | [投票] |
★5 | おぞましいまでのリアル、いつ吹き出るかわからない家族の狂気。緊張感あるドラマと映像が私の琴線に容赦なく刺さる。戦慄するのはこれが温かさに隠されたドラマとして提起されているからだ。 (sawa:38) | [投票(3)] |
★4 | さらっと怖いことを言う映画。会話の距離に変化をつけることで空間が立体的に感じられる演出が新鮮だった。「孝行をしたい時分に親はなし、さればとて石に布団も着せられず」と、ならないようにしたいものだ。[ギンレイホール.08.11.10]
[review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |