★4 | 早々に充足される夏川結衣のモチベーションが話の発展性の余地を狭め、善人の馴れ合いよりも、生瀬勝久の劇画のように黄昏れる人間性に興味を誘われる。だがその裏では、堤真一のアイドル映画化が着々と進行するのであった。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | よくあるストーリーと言ってしまえばそれで終わりだが、手を変え品を変え病名を変えてこういう作品はいつの時代も作られてきた。そして、それがまた良いのだ。医者でない我々は、身勝手な話だが、孤高の医者をいつも待ち望んでいる。 (KEI) | [投票] |
★2 | 人の死生観、倫理観としてでなく、法に抵触するかしないかという観点で脳死移植問題を採りあげる姿勢に、医療業界の浅ましい本音が透けるようで興醒めする。
[review] (G31) | [投票(2)] |
★4 | この映画、単なるブラックジャック医師の孤高性を表現してもそれなりの評価しか出ない。そこで、ある看護師の日記を通して、心を伝える告白として愛を描くことで広がりのあるいい映画となっている。
[review] (セント) | [投票(8)] |
★5 | 堤は言葉を駆使するタイプの役者ではないし、どちらかというと不器用な部類だろうが、本作は力のあるスタッフと、それに応える競演陣の後押しもあって佳作の成立に貢献できている。作中ではテーマがテーマだけに切実な人たちが多く胸が熱くなることが多かったが、それらは全て(地味ながらも)違和感のないシーン構成(特にシーンのリレー)の力。実に巧みだ。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★4 | 慣例や法律より人の命を最優先する孤高の医師像に痺れた。手術場面では顔の半分しか露出しないにも関わらず、堤真一は目だけで圧倒的。[むさしのミュー/100701]
(TOMIMORI) | [投票(1)] |