★4 | ロジャー・ディーキンスはややもするとルシアン・バラード以上の撮影監督かもしれないが、今回ばかりはカーター・バーウェルに泣かされた。“Leaning on the Everlasting Arms”を軸とした楽曲群がシンプルなオーケストレーションで情感豊かに奏でられ、コーエン的脱臼話法とは裏腹の素朴な感動を誘う。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★4 | この兄弟の作品だから相変わらずオフビートである。しかし、手堅い。オリジナルが優れているから、ということもあるのだが、しっかりとラストまで引っ張ってくれる。配役が実に良かった。 (tkcrows) | [投票] |
★3 | 現代劇にリメイクできなかったのか。 (二液混合) | [投票] |
★4 | みんなイカれてる。一番「まとも」に見えたのは、バリー・ペッパーだったりする。 (プロキオン14) | [投票(1)] |
★4 | アメリカにも仇打ちという習慣があったということが、まず何か不思議な気がした。14歳の女の子が助っ人を雇い先住民地区へ進んでいく。しかしそこに存在するのはコーエンの静かなアメリカ現代批判だ。
[review] (セント) | [投票(3)] |
★4 | 対話による交渉を主なモチーフとした前半は微妙な間も活き、俯瞰のロングで処理される待ち伏せの静謐の妙も冴える。しかし、プロットを支配したニヒリズムは後段では失われ規定の安寧なモラリズムへと収束してしまう。そんなものは他に任せとけばいい。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | コーエン兄弟らしい娯楽色の薄いドライな西部劇。良くも悪くもジョン・ウェインが主軸の『勇気ある追跡』に対しこちらは終始マティの視点で語られる。 [review] (パピヨン) | [投票] |