★3 | 映画が進めば進むほど、梅山が器の小さいダメ人間であることが露呈していくわけだが、逆にそれを演ずる松山ケンイチは水を得た魚のように活き活きしていく。 (赤い戦車) | [投票(3)] |
★3 | 虚飾で塗り固められ、その自覚の有無すら怪しい松山ケンイチはいかにも山下敦弘が好みそうなキャラクタではあるものの、一見して初期の作風との隔たりはいっそう顕著だ。演出家としての山下の本質が「作風」などではなく「アクティング・ディレクション」にあることは、ここにおいてもはや明らかだろう。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★3 | 本流の片隅で隠花の如くに朽ちるしかない物語なのだが、ダメなことを追求するでもなく自己憐憫にすすり泣くナルシズムにはゲンナリする。ただ、時代描写の類を見ない充実とエドワード・ヤン的湿度と粘度の汎アジアなテイストに「演出」を感じた。 (けにろん) | [投票(4)] |
★3 | ベトナム戦争は早々と本国アメリカ映画で総括されたが、日本の学生運動は総括されていない。またこれも総括されなかった。(2011/12/24) [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★5 | 「男軸のドラマ」を久々に観たわー、と言う感じ。編集部の諸先輩たちが、いずれも良かった! 時代の雰囲気もそうだが、ああいう男たちが何より懐かしかったかも。 [review] (worianne) | [投票(1)] |