★2 | 古典上演なら話以外で勝負すべきだろうに、演出も撮影も美術もいつもに増して凡。現代風俗への置き直しもつまみ食いで冴えない。戦死者の代役とはフリーターに失礼ではなかろうか。 (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 今年の話題作であると同時に個人的にも小津を標榜する私としては気になると共に待ちに待った作品でもある。でもどうしてもオリジナルとの比較をしてしまう自分が存在する。でもそれは仕方のないことなのである。世界的名品のリメイクなのだから。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★3 | 「東京物語」を山田風に撮ると・・・という試みだが、自身の名作「息子」に話が進む度に似て来るし、葬式、カーフェリーのシーンは寅さんと同じ。予測通りでわざわざ撮る必要もなかったと思うのだが。 (KEI) | [投票] |
★1 | 山田洋次の『崖の上のポニョ』。爺さんたち、どんだけ若者を追い込めば気が済むんだ? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(8)] |
★4 | 「東京物語」を通俗的に(しかし非リアリズムは極力そのまま)パラフレーズしているけれども、決して悪くない。親との関係にどうしても生じてしまうひずみや後ろめたさを、まぁ、うまく突いてくる。この作品がというより、「東京物語」の脚本は何がすぐれているかに改めて気づかされた。 [review] (ツベルクリン) | [投票(2)] |
★4 | 「東京物語」が価値の大転換のなか過去との決別の時代(昭和28年)に人生の寂寥を描いた喪失の映画なら、本作は自信と希望を見失った暗く長いトンネルのような平成の世に、微かな光明を見い出す蘇生の物語だ。50余年の時空を超えて「今」を捕え直す巧みな翻案。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | この映画見た地方の老夫婦は果たして大都市にいる自分の子供たちに会いにいこうとするだろうか。しないだろう。(KAMYC2014/11/19) [review] (USIU) | [投票] |
★3 | 時代設定がいまいちわからない。現代だろうけど、リアルじゃないし。想像の域をでないつくり。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 『東京物語』をほぼそのまま、無理ない形で時代設定だけ変え、エッセンスを現代に伝える、そのシンプルな手際のよさに感心する。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |