★4 | 6歳の頃に永遠に拡がってた未来は僅か10数年で視界90度位に狭まってしまうという現実と真実を年月を費やし詳らかにした労作だが、だからどやねんとも思える。アークェットの疲弊の年輪を重ねゆく容貌とホークの能天気に変わらぬそれが対照的。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | 一瞬を逃すなと人はいうけれど、一瞬こそが「すべて」なのだ、と劇中で語らる。その「すべて」の蓄積こそが時間であり、人生であり、歴史であるということ。「その時」を12年間記録し続け、ドラマを創作することによって時間そのものの映像化を試みるという野望。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★4 | “12年間”を描いた映画を観るのはこの1年で2本目。もう1本は12years a slave(それでも夜は明ける)だが、確かにあっちは年月の長さをあまり感じなかった。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★4 | 骨子は息子と母の関係性。長いようで短いこの12年は、今後の可能性が開けている子ども視点よりも、母視点で捉えたほうが濃密で当然。 [review] (irodori) | [投票(2)] |
★4 | 奇跡は誰にでも一度おきる だが おきたことには誰も気がつかない (漫画「わたしは真悟」より引用) [review] (ペンクロフ) | [投票(3)] |