★4 | 全篇を覆う不在の女性アディ・ロスの影が緊張感を途切れさせないが、整然と並んだ3題噺構成が映画を収縮させる。ダーネルの挿話が最良。それは窓外を列車が通るたび揺れる実家といったギミックも寄与してる。こういう遊びがもう少しあればと思わせた。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 理想の男を射止めた田舎コンプレックスの美女。生活に追われ商業主義に魂を売る文芸才女。女を武器に底辺からの成り上がりに徹するソロバン女。紋切型になりがちな、理想の女アディ・ロスに成れない女たちの「個性」で三つの逸話を巧みに編み上げる構成と演出の妙。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 些細な話も、脚本・演出の上手さでこれ程の名作にしてしまう。マンキーウィッツはもっと評価されてもいい心理劇の名手です。 (AONI) | [投票(4)] |
★4 | 冒頭近く、遊覧船の出発、三人の後ろ姿、公衆電話、のシーンの素晴らしさ。そこから始まる息もつけない演出に震える。脚本家としてではなく監督マンキーウィッツ好きなのである。 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★4 | ジョゼフ・L・マンキーウィッツって人はヤッパリ優秀な脚本家である以上にビジュアリストとして評価されるべき人だ。何と言っても本作にはヒッチコックの『鳥』と並ぶ驚愕の鳥瞰ショットがある。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | ジョゼフ・L・マンキーウィッツの魅力が全開の作品。質の高いプロット、息もつかせぬ展開が見事。ところでリンダ・ダーネルって美しいなぁ。しかしカーク・ダグラスが教師に見えないのでマイナス一点。 (りかちゅ) | [投票(3)] |