鈴木れい子の映画ファンのコメント
スポットライト 世紀のスクープ(2015/米) |
とりあえず宗教界よりは報道の側に健全な良識を見い出して恥じないのは、日本の多数派である無宗教派から見れば自然なことなのであろう。俺はむしろ『ダウト あるカトリック学校で』を想起し、そこにあって苦悩しつつ消耗戦に身を投じる宗教者たちの人間的なあがきに共感する奴なので、「ああ、この手の映画ね」程度の感興しか抱けなかった。それよりはこの問題提起に揺れる米国カトリックの反応を見たい気がする。 (水那岐) | [投票(1)] | |
性愛文学「ペピの体験」を思い出す。子供への性的虐待は聖職者、教師、親が加害者であるケースが多い。根深い問題は組織の保身が個々の虐待を隠蔽し、更なる被害が生じることだ。そこに挑んだこの連中は偉く、勝利は苦い。コピー室は4時までだと? 殺すぞ! (ペンクロフ) | [投票] | |
珍しく話で見せる映画だった。現場主義に徹した作りも好感が持てる。 [review] (ぱーこ) | [投票(2)] | |
快いまでの作劇性のなさが本作の何よりの魅力。 [review] (ナム太郎) | [投票(3)] |