「隼の部屋」(こぱんだ)の映画ファンのコメント
怒り(2016/日) |
ミスリード職人吉田修一に生真面目に正面突破で立ち向かう演出の剛直と凡庸な内実をギリシャ悲劇めいた大上段からのドハッタリで崇高にまで高めてしまう思い入れ。だが、それを不快に思わないのは社会から弧絶した多くの人々への真摯な共感があるからだ。 (けにろん) | [投票(1)] | |
怯えた目をした男は「信じてくれてありがとう」とはにかむ。伏し目がちな男は「信用されて嬉しいです」と伝言を托す。世間の上辺を彷徨う男は「俺を信じようとする奴がすぐに分かる」と挑発する。そして、裏切られた者の怒りは心の底深く内向し、ときに爆発する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
構造と役者が素晴らしい。 [review] (ナム太郎) | [投票(4)] | |
うーん、2時間20分の長尺は持ち応えた。ある意味娯楽作でもあり、十分楽しめる。特に、これだけの俳優のオンパレードは見ているだけで得難いものがあり、貴重だ。 [review] (セント) | [投票(3)] |