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三十三間堂通し矢物語(1945/日)ファンのコメント

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妻として女として(1961/日)************

★4素直に見ればやはり高峰秀子淡島千景の映画ということになるだろうが、高峰と飯田蝶子の絡みも実に面白いし、十朱久雄などもいい味を出している。唄の使い方も興味深い。高峰・飯田のそれはもちろん、序盤の大沢健三郎の唄が終盤で反復されること。その痛ましさ。 [review] (3819695)[投票(2)]
★5飯田蝶子演じる祖母のことを「昔はべっぴんだったのよ」と言う高峰秀子に内心で爆笑。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票(1)]
★5妾という立場の辛さを痛感させられる。現代でも厳しいのに、食うや食わずの時代では・・・・・あの父親の描き方は良く出来ているが、父権を振りかざすタイプのものも見てみたかった。 [review] (t3b)[投票]
★3優柔不断な男を軸に対峙する美保(高峰秀子)と綾子(淡島千景)の心中には、それぞれ妻と女というもう一つの対立軸が存在していたという混沌。女の本能的主体を描いた同時代の増村保造と表裏を成していて日本の女の価値転換期を思わせる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4なかなか楽しく見させてもらいました。だんだん3人の関係が歳月のあるものであり、しかもかなり捻じり切れない深い秘密のあることも分かってくるその脚本と演出の手際さは格別だ。 [review] (セント)[投票]
★4この頃は丁度、増加する家出が社会問題となっていたようですね。こんな家庭が沢山あったのだろうか。それにしても、ことあるごとに先に回って「俺が全部悪いんだよ…。」と言ってしまえる森雅之パパの卑劣さには頭が下がります。 (町田)[投票(3)]
★4三人が三人とも、こんな関係を続けることが良い事だとは決して思ってはいない。それにも関わらず、ぬるま湯につかったまま十数年も過ごしてしまうモラトリアム。普遍的な人間の弱さを感じさせられる。 [review] (緑雨)[投票(3)]